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2005/04/17

「教育社会の設計」

非常に面白かった教育関係の本を一冊。(やっとまともな教育ネタを書ける・・・・ほっ)

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 【書名】教育社会の設計
 【著者】矢野 真和
 【出版社】東京大学出版会
 【発行日】2001/03/15
 【ISBN  】413002079X (4-13-002079-X)
 【価 格】2000円(税別)
 【その他】単行本: 228 p  サイズ(cm): 19 x 13
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kyouikushakai教育を社会・経済との関わりから論じた本。

「なぜ教育をするのか?教育を受けるのか?」という問いに対して、経済合理性や社会的な必要性からアプローチしている。

教育そのものだけでなく、つい情緒的になりがちな教育に関する議論も社会工学の研究者らしくデータや調査結果を用いながら冷静に分析し・論じている。

家庭・学校・企業における教育や学習に関する議論、例えば「教育費用は投資かコストか」「ゆとり教育とは」といった議論をする前に読んでおくと良い一冊であろう。

また、第3部(6~8章)はキャリア・デベロップメントに関する示唆を与えている。

とても読みやすく、前提知識は特に要さない。

<目次>

I
 1章 学歴社会の経済構造
 2章 理念なき「大学の大衆化」

II
 3章 「教育と経済」の不幸な関係
 4章 「知識」と「対話」:教育市場との関係
 5章 「移動」と「知識」:グローバリゼーションの衝撃

III
 6章 学校・会社・職業:学歴社会の未来像
 7章 学校・家族・生活:ゆとりの生活設計
 8章 人生設計と学習社会像

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