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2005/11/05

おやこdeサイエンス はじめのワークショップ

おやこdeサイエンス」という実験プログラムに親子で参加することになった。

この実験プログラムは東京大学大学院 情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座が行なう学習プログラムで
・ケータイを使って
・親子で
・実験を通じた科学(理科)学習を
する3週間のプログラムだ。

3週間の最初と最後に参加者全員が集まって実験ワークショップを行い、その間の平日は子供がひとりで、週末は親子で一緒に実験をしていく。

そして、参加する親子にはケータイ(FOMA)が貸与される。

基本的には子供が与えられた実験課題や応用ドリルにとりくみながら「光」について学習をしていくが、その支援ツールとして携帯が使われる。子供はケータイで実験についての実験のやり方を学び、実験を中心に、実験結果を予想したり、関連するドリルを解いたりする。そのプロセスは親のケータイに通知され、それを見た親が子供を支援するためのメールを出したりする。

僕にとって、このプログラムに参加することはいくつかの意味がある。

まずは、教育工学を学ぶ者として、最先端の研究・実験プログラムに参加者として参加すること。最新の研究成果に触れたいし、今後自分も様々な研究プログラムを進めていく(であろう)ことを考えると、参加者(被験者)がどんなことを感じるかを知っておきたかった。特にeラーニングの研究をする立場としてm(mobile)-Leanringについて、学習者の立場で見ておきたいということがあった。

モバイル好きとしては、新しいケータイの使い方や可能性について知っておきたいということもあった。

そして親として。娘が理科を好きになる上で役に立つだろうし、何より単身赴任者としては親子で一緒に楽しむ機会を得ることになる。そして、これから先の親子のケータイ関係を考える良い機会になると良いと思う。(すでに娘にはケータイを与えている)

今日は「はじめのワークショップ」。都内某所に集まり、最初にアンケートとプレテスト(親と子が光に関する問題にそれぞれ答える。問題は親子とも一緒(^_^;))の後、サイエンスショー+親子で実験、そしてケータイの使い方についての説明を受けるというもの。

サイエンスショーをやるのはガリレオ工房の皆さん。光の色や進み方についてサイエンスショーと親子でトライする実験を交互に合計6種類もやってくれた。会場からは実験の結果が出る度に親子共々歓声が上がっていた。素晴らしいサイエンスショー&実験だった。

娘に聞いたところ、一番楽しかったのは3色の発光ダイオードを組み合わせて色を作る実験、次に楽しかったのは簡単な分光器を作って電球と蛍光灯の光の比較をする実験だったそうだ。実際、自宅に帰ってから当日は留守番役だった妻に実験を再現し、得意げに説明をしていた。

当日配られた「おやこdeサイエンス」の中でも、自分がやっていることを他人に話す「自己説明」が学習効果を高める上で重要、とされているが、自己説明のターゲットとして、参加する「おやこ」の「おや」だけでなく、その周囲の家族の存在も大事だと思った。

そして子供が自分から報告をするというのは、その日(イベント)を楽しんだ証拠だと思う。長時間かつ盛り沢山なワークショップだったため、帰路ではかなり疲れているように見え、正直なところ「今日は楽しめたかな?」と心配していたが、それは杞憂だった。

テーマパークやアミューズメント施設のプロデュースをされている方から「そのテーマパークが価値あるものかどうかは、家に帰ってから家族みんなでその日の楽しかった思い出を語り合う『キャンドル・トーク』がなされるかどうかで分かる」というお話を伺ったことがある。

きっと、他の沢山の家庭でも、今日の実験の報告がお留守番の家族にされていると思うし、その意味で、今日のワークショップは参加した親子+その周辺の家族にとって価値あるものだったと言えるだろう。

また、これからのプログラムへの期待を物語るように、娘は週明けに送られてくることになっているケータイをとても(僕が思った以上に)楽しみにしている。「ちゃんとくるかな?間違って熊本に行かないかな?熊本に送られてきたら、すぐにこっちに送ってね。すぐにだよ!きっとだよ!」といって僕は東京宅を送り出された(^_^;)。

こういう実験的、しかも色々な人、さらには子供も集めたワークショップって本当に大変だと思う。スタッフの皆さん、本当にお疲れ様です。そして3週間よろしくお願いします。

<このプロジェクトのリーダーである中原さんのblog ワークショップの舞台裏が読めます。>
http://www.nakahara-lab.net/mt/archives/2005/11/de.html

 

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コメント

とっても楽しそうですね。

キャンドルトークに関して・・・
昨日、転職して夫婦の会話が増えて楽しくなったという男性にお会いしました。

仕事であれ、イベントであれ、家に帰って話したくなる体験は、人生を豊かにしますね。

投稿: 小島 | 2005/11/20 17:56

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