« 2005年5月15日 - 2005年5月21日 | トップページ | 2005年6月5日 - 2005年6月11日 »

2005/05/26

プレゼン研修リソース整理

今日は今日は会社(東京海上日動HRA)のプレゼン研修チームで開発のミーティング。
メンバーは楠本さん、中村さん、小島さん、それに僕。
そう、以前のミーティングで「これが最後か・・・」と涙ぐんだときと同じチーム(^-^;)。
幸い、中村さんにはご退職後も客員研究員として、このチームに参画してもらえることになった。嬉しい。

今日は前回のミーティングでみんなが出し合ったリソース(ネタ)を、分担して整理した結果を持ち合って検討した。

前回のミーティングでは、メンバーそれぞれがこの一年間に実施してきたプレゼン研修でのスライドをKJ法のように並べていって、「プレゼンとは」「プレゼンの戦略」「プレゼンの構成」「プレゼンでの表現」というグループに分類した。それぞれが別々にやったプレゼン研修のネタを持ち寄ったため、重複したり、表現に違いがあったりするところも随分あった。

今回は、そえぞれのグループ毎に重複や表現の違いを調整したり、取捨選択したり、簡単に構成してみたりした結果を持ち寄り、みんなで吟味した。

今日の大きな成果は使われている言葉の吟味。今まで無意識に使っていた言葉や表現の中で「気になるもの」が沢山でてきた。これもこの一年、みんながそれぞれ色々なことを考えて研修をしてきた成果だと思う。

また、同じ内容を伝えるのにも、それぞれの個性が出ていて何種類もの表現がされていた。これを選択肢と考えて、どの表現が分かりやすいかを吟味していった。これは結構面白かった。(自分の表現がイケてない時は結構恥ずかしかったけど・・・)

ということで、まだ研修のデザインを考えはじめるところまではいたらず、その前のリソースの整理というところだったけど、刺激的な一日になった。そして結構疲れた・・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/05/25

インストラクション・トレーニング

昨日に引き続き、今日も講師養成研修を受講。
ちなみに同社ではライセンサーとしてのこの種の研修を"Train the Trainers"ではなく「インストラクション・トレーニング」と読んでいるそうだ。ちなみにLDI(LEADER DEVELOPMENT INSTITUTE)と呼んでいる会社もある。

今日は、まず担当講師の雑賀さんからインストラクション・スキルについてのレクチャーを受けた。
これも企業秘密(^-^;)に近いものなので内容は書けないんだけど、うっかりするとどれも見過ごしてしまうような、受講者の多くは気付かないであろうこと、そして聞いてみるととても大事なことばかりだった。

昨日も書いたけど、工夫が受講者に気付かれると野暮だって僕は思っているけど、教わったことは気付かれないようにしっかりインストラクションをする、まさに「粋」の領域だった。

そして、とても細かい配慮や工夫の積み重ねでもあった。「神は細部に宿る」っていうけど、インストラクションもそうだよな・・・ということをつくずく感じた。

その後、昨日一通り説明されたコースの"what"(内容・項目)全てについて、それぞれ何のためにその内容を学習するのかという"why"を確認していった。

これはすごく効果的で、学習者にどこで何を学ばせなければならないか、そのwhatの本質的なメッセージは何かといったことを理解しつつ、コース全体の流れや構造を把握できるようになった。

そして、パートパートの「最低限何を学んでもらわなければならないか」を理解することで、原稿を憶えるのではなく、自分なりにセリフや流れを考えながら練習ができるようになるし、言おうとしていたセリフを忘れても崩れずにすむようになる。

このインストラクション・トレーニングの目標は「自分一人でこのコースのインストラクションの練習が出来るようになる。」ことなんだけど、そのためには必要かつ最適な学習の仕方だと思った。(もちろん、インストラクション・スキルも大事なんだけど)

デザイナーの立場からすると、「どうしたら自分がデザインしたコースをインストラクターに理解してもらい、実際にやってもらえるようになるか」という悩ましい問いに対する答えに思えた。

詳細なマニュアルを作っても良いんだろうけど(僕も実際に読み原稿からジョークまで書いたマニュアルを作ったことがある)そうなると、インストラクターが考えなくなっって原稿棒読みなライブ感に欠ける研修になったり、逆に妙ないじり方をされてしまって、結局デザインの意図が再現されない羽目になることがある。(実際にあった(^-^;))

その点、こんなふうにwhyを確認してもらっていけば(そして大事なところ、難しいところがマニュアルやインストラクション・トレーニングで示されていれば)、そのコースのツボやお約束はしっかり憶えてもらえ、細かいところはインストラクターに任せることができるということをインストラクターの立場で体感できたのが、今日の最大の収穫だった。

whyの確認後は受講者(同じ会社のインストラクター3人)で20分程度のインストラクションを2セットずつやり、お互いにフィードバックし、雑賀さんのコメントをもらった。

コメントで参考になるのは「こうしたらもっと良くなる」という点なんだけど、案外面白かったのは、僕が無意識にやっていたことを、他の人たちが「工夫」と認識したことが多かったということ。「暗黙知が形式知になるとき」って感じがした。

インストラクターって「一匹狼」みたいな印象を持ちがち・持たれがちだけど、成長するためには、こういった場を持つこと、そういった場で一緒に切磋琢磨する仲間(今回は会社の大先輩お二人とご一緒させていただいたけど)や適切に評価してくれる人(今回は雑賀さん)が大事だってことをつくずく感じた。どんな専門的な仕事もそうなんだろうけど。

こんなふうに、インストラクターとしての自分を見つめなおしながら、インストラクターをどのように育てれば良いかを学ぶことができ、とても楽しい2日間を過ごすことができた。雑賀さん、ありがとうございました(^-^)

| | コメント (0) | トラックバック (3)

2005/05/24

Train the Trainers?

今日は、日頃お世話になっている某人材系コンサル・教育会社で、僕の勤務先がライセンシーになっている研修の講師養成コースを受講している。

こういうプログラムって「トレーナーをトレーニングする」=Train the Trainersなんて言い方をすることもよくあるけど、この研修では「講師はガイド役」というのが基本的スタンスなのでTrainerっていう概念じゃないかもしれない。

自分も受講したことのある研修について、ベテラン講師である同社の雑賀さんから内容だけでなく、進め方のコツなどについても説明を受けた。どれも、説明されるまで気付かぬほどさりげなく、そして説明されると「そんなすごいことを・・」「そんな細かいところまで・・・」というものばかりだった。

講師としての工夫やこだわりって、受講者の立場から見たときにあまり目立ってはいけないと思っている。気付かぬところで工夫されていて、気付かぬうちに受講者が乗せられているというのが理想なんだけど、雑賀さんの工夫の数々はまさにそれで(だからこのblogでどんな工夫かは具体的に書けないんだけど・・・・)すごく刺激になった。

明日は自分でもコースの一部を実際にやってみるセクションがある。練習しとかなくちゃ・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/05/23

誕生?IDを学ぶ大学院

岩手県立大学 ソフトウェア情報学部 鈴木研究室が発行しているIDマガジン(この「IDマガジン」はかなり面白いのでお勧めです。)によると、何と、日本初のインストラクショナル・デザイン系eラーニング専門家養成大学院が設置されることになりそうで、しかもeラーニングで(遠隔地から)大学院レベルのID(インストラクショナル・デザイン)が学べるという。

今まで社会人が企業内・社会人教育の実施の方法論について学べる大学院って無かった。(経営系で企業内・社会人教育のあるべき姿は学べたけど)
その意味で、僕自身もずっと夢見ていた大学院だ。

この大学院についてのアンケート調査(ニーズ調査)も行われているので、興味のある方は是非協力してあげてください。こういうアンケートに答えることで、学びたい人たちにとって望ましいものが出来ていくと思います。

http://www.et.soft.iwate-pu.ac.jp/~id_magazine/archives/2005/05/22/index.html

| | コメント (1) | トラックバック (3)

« 2005年5月15日 - 2005年5月21日 | トップページ | 2005年6月5日 - 2005年6月11日 »