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2005/07/20

「学びをデザインする」

e-Learning Conference 2005 Summerで中原淳さんとプレゼンテーション。タイトルは「学習をデザインする」。僕にとっては「東京海上日動HRAの研究員」として外向きに行なう最後のプレゼンテーションということになった。

内容は、ある会社の「営業力強化」を学習や教育を通じてどうやって実現していくか?といったストーリーの中で、僕がインストラクショナル・デザイン、中原さんが学習環境デザインを解説していくというもの。エクササイズ(ディスカッション)を挟んだりして、できるだけ楽しんでいただけるように心がけた(つもり)。中原さんも僕も「楽しくなきゃ嫌!」ってタイプなので。

このプレゼンテーションを通じて、自分でも一つ疑問に思ったことがある。
それは「インストラクショナル・デザイナー」の仕事の範囲についてだ。

今回のプレゼンテーションでは「インストラクショナル・デザイン」「学習環境デザイン」の両者の違いを明らかにするために

インストラクショナル・デザイン=教材、教育プログラム、カリキュラムなどの「学習の素材」をデザインすること。 できあがるものは、教材や教育プログラム(研修やeラーニングなど)

学習環境デザイン=教材が有効に機能するよう、空間・組織・コミュニケーションをデザインすること。
できあがるものは、学習の場(環境)。

といったふうに、2つを分けて説明したし、一般にはそのように説明されることが多いかもしれない。

だけど、僕らが実際にインストラクショナル・デザインをするとき、少なくとも受講後の学習環境を意識するし、学習環境もデザインすることもある。

もちろん、そういったときに「インストラクショナル・デザイン」「学習環境デザイン」を分け、整理して、それぞれを意識するということは悪いことじゃないし、多分そのほうが仕事はやりやすいだろう。

ただし、この分け方が通り過ぎると「インストラクショナル・デザイナーの仕事は教材や教育プログラムをデザインするところで終わり」みたいな認識になり、仕事の領域や責任範囲を狭めることにならないだろうか?それが僕の疑問だ。(同じ疑問をインストラクショナル・デザインの研究と実践をされている岩手県立大の根本さんからもいただいた)。

もちろん、「狭義のインストラクショナル・デザインはそんなものです」という言い方もあるだろう。
でも、その「狭義のインストラクショナル・デザイン」だけじゃ、教育も学習も上手くいかないと思う。特に企業においては組織として求める成果がなかなか出ないといった結果に終わりかねない。(そこんとこが、中原さんと僕の発信したいメッセージ)

そうなると、インストラクショナル・デザインと学習環境デザインをひとつのものとして考え扱う役割モデルやその呼び名があっても良いのかもしれない。「ラーニングなんちゃらデザイナー」(^-^;)みたいな。
もっとも変な名前を付けると胡散臭くなっちゃうので、注意しなくちゃいけなそうだけど・・・。

これから、そういったことも考えていきたいと思う。

なにはともあれ、ご参加いただいた皆さん、ご清聴&積極的なご参加ありがとうございました。
お楽しみいただければ、そして何かのお役に立てれば何よりです。

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2005/07/18

祈り

今日はセントラルクラブ西台で、一緒にヒップホップのレッスンを受けている仲間とインストラクターのYOUさんが、レッスン後に送別会をしてくれた。そして食事を始める前に、敬虔なクリスチャンであるYOUさんが祈りを捧げてくれた。

こうして仲間が集まり、ヒップホップをを楽しみ、食事を楽しめる事への感謝の後で

北村さんが九州で健康でありつづけられるようにお守りください
北村さんが九州で新しい仕事で成功できますようにお守りください
北村さんが九州で新しい友人に恵まれますようにお守りください

そう祈ってくれた。

新しい仕事、土地、職場・・・に移るとき、健康や仕事の成功は誰もが願い、祈るだろう。
でも、新しい友人に恵まれるという大事な事は案外願い忘れているかもしれない。特に大人になると。

僕は今日に至るまで、ヒップホップにしても、仕事にしても、その他のいろいろなことでも本当に師や友人に支えてもらってきた。

ヒップホップのレッスンを受け始めた頃、まさに病み上がりだった僕は50分のレッスンで集中しつづけられるだけの体力も無く、動き続けるだけの筋力も無かった。全然レッスンについていけなかったけど、それでも続けられたのはYOUさんをはじめとするインストラクターが「自分なりに楽しめばそれで良い」と言ってくれたことと、下手くそでクラスの足を引っ張るような僕を受け入れてくれた友人達のおかげだ。

仕事にしても、師と仰ぐ方々や友人の支えがあって、今日を迎えることができた。

そして、これからも僕は友人の助けが無ければ何もできないだろう。

友人に恵まれる、ということは日常的でつい当たり前に思えるけど、考えてみると良い人と良い出会いがあって、そこから良い関係が続いてはじめて良き友人になれる。それは仕事の成功や健康以上に偶然に左右されること、一種の奇跡なのかもしれない。だとすると、「友人に恵まれますように」はまさに神に祈るべき最も大事なことかもしれない。(僕は特定の宗教を信じているわけじゃないけど)。

これからは祈る時にはいつも「友人に恵まれますように」と祈ることにしよう。

YOUさんにはダンスだけでなく、いろいろなことを教わったが(その話はあたらめて・・・)、また今日も大事なことを教わった。本当に感謝です!

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