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2005/10/01

日経朝刊記事「eラーニング専門家を養成」

「eラーニング専門家を養成~ネット大学院 熊本大、来春に」ネット大学院、熊本大来春にという記事が2005年10月1日づけ日本経済新聞の朝刊社会面(42面)に掲載されています。
これが私が関わっている(というか、このために熊本大学に移籍した)eラーニング専門家養成大学院(熊本大学社会文化科学研究科・教授システム学専攻)です。
ご覧ください!!

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BEAT特別セミナーは「ヨーロッパ・モバイル放送の現状と教育利用の展望」


2005年10月のBEATセミナーは「ヨーロッパ・モバイル放送の現状と教育利用の展望」と題された特別セミナー。モバイル放送のもう先進地域であるヨーロッパ(韓国も先進地域)の現状と教育利用の展望について、スカンジナビア諸国(デンマーク・ノルウェー・スウェーデン・フィンランド)の放送局のスタッフのプレゼンテーションとパネルで構成されていた。(10月1日実施)


そのパネルの最後に司会の山内先生(東京大学情報学環)から「今後モバイルテクノロジーが教育のなかで役割を果たすためのキーワードを一つずつ挙げてください」というお題が提示された。(パネルの内容が拡散したときに、この締めくくり方は良いと思った。今度僕も使わせてもらおう・・・)
で、そこからのパネラーの皆さんのお話が面白かったので、その前のパネルの内容も含めたメモをちょっとご紹介。


「個人的に生徒のケアをする」
菊江賢治さん(NHK学校教育番組部)
ケータイはマスメディア的な放送とは違う、人と人とをつなぐもの。教育的な面から考えると、個人的なケア(励ましのメールなど)に使うのが良いと考えている。
通信の由来は人と人とのコミュニケーションなので、ケータイはメディアルネサンスなのかもしれない。


「モバイル・リテラシー」
Aske Dam さん(メディアプロデューサー)
今とは違うテーマを研究すること。今のモバイル・メディアの研究は技術や権利についてのものが中心だが、メディアをどうすれば活用できるか?についても目を向けるべきだろう。


「公共であること」
Christer Smedberg さん (スウェーデン教育テレビ協会)
公共放送局としては「公共であること」。モバイル放送には2つの利用状況が考えられる。
1.リビングルームという状況
2.教室という状況
それぞれの設定について、公共放送としての役割を検討すべきだろう。


「ビジネスとして回るかどうか」
元橋圭哉 さん(NHK総合企画室)
映像コンテンツのアーカイブスやコンテンツを回し、再生産していくにはコストもかかる。公共放送は、視聴率は取れないが大事な教育放送をやってきた。(が、今、NHKは制作は厳しい。)
いずれにせよ、コストを回収して再生産する手だてを講じ、子供達に役に立つ放送を継続的に行なうことが必要。


「子供達のメディア」
Peter Ostergaard Sorensen さん(デンマーク放送協会)
ケータイは「子供達のメディア」、そのエンドユーザとしてのメリットが何かを考えたい。


「共同体を越境するメディア」
司会の山内さん
モバイルメディアである意味は、それは人についてくる、ということ。 
ケータイやモバイルは、それ自体が人にくっついて、フォーマル(学校)とインフォーマル(家庭)を行き来する。  学校では教育放送を見、 家庭では関連したデータを見る。その意味を活かせるような、新しい教育サービスについて研究を深めたい。

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2005/09/27

eラーニングの活用に向けて「3つの問い」

今日は、(財)知的財産研究所にお招きいただき「知的財産関連人材育成のあり方に関する調査研究委員会」でeラーニングに関するプレゼンをした。「知財関連の人財を国レベルで育成するにあたり、eラーニングの活用は避けて通ることが出来ないという前提の中、どうすればeラーニングを活用できるかについてプレゼンして欲しい」というご要望のもとプレゼンをした。

移籍してから、つまり前職を離れてからはじめてのeラーニングに関するプレゼンだったので、これまで自分が考えてきたこと、やってきたことを振り返るとても良い機会になったし、しかも与えられたプレゼンは20分。コンパクトにしていく中で「何が大事なんだろう?」ということを随分考えることができた。

その結果、自分なりに整理できたのが「eラーニングの活用に向けて『3つの問い』」

『3つの問い』とは「どの?」「なぜ?」「どうしたい?」の3つ。

どのeラーニング?

「どのようなタイプのeラーニングを考えているのか?議論している人たちが別々のタイプをイメージしていて議論がすれ違っていないか?」

なぜeラーニング?

「eラーニングを使おうとする理由・必然性は?eラーニングの可能性と限界は理解している?」

・eラーニングでどうしたい?

「eラーニングを活用する目的は?どのような問題を解決したい?課題を実現したい?」

そして、「eラーニングで何が出来る?」を考えることは既存の教育方法や手法を見直すこと、例えば「集合教育で何ができる?集合教育でしかできないことは何?」を考えることで、「eラーニングによる教育のパラダイムシフト」というのは「教育といえば集合研修」といった思いこみから脱することだということをお話した。

プレゼン後の議論の内容は守秘義務もあってここには書けないけど、委員の皆さんから様々な鋭い質問が浴びせられ、その意味でも僕にとっても良い勉強になった。

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