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2006/05/15

熊本大学eラーニング連続セミナー

熊本大学では国内外のeラーニングに関する専門家・研究者をお招きして連続セミナーを開催していますが、その第8回として、来る5月29日(月)  にアメリカからピッツバーグ大のKwangsu Cho 氏とカーネギーメロン大の松田昇 氏 をお招きしてセミナーを実施します。

タイトルは「eラーニングシステムによる『効果的な学習の補助』」。開催日時は、2006年 5月29日(月) 17:00~19:00 
場所は 熊本大学の総合情報基盤センター 3階 実習室 Iです。

詳細および参加登録は http://el-lects.kumamoto-u.ac.jp/ にて。参加費は無料です。

多くの皆さまのご参加を心からお待ちしております。

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「SWoRD (剣) はペンより強し:作文を補助するeラーニングシステム」
    (A SWoRD is Mightier Than a Pen:An e-Learning System to Support Writing)

Kwangsu Cho 氏
    ミズーリ大学 情報科学・教育工学部 研究員
    ピッツバーグ大学 教育研究・開発センター 研究員

  年齢や専門分野を問わず、文章による表現力を高めることは、成功を収める秘訣の一つである。それにも関わらず、その訓練が十分になされているとは言い難い。Cho氏は、効果的な文章表現を習得する為の訓練方法として、学生同士による相互査読(peer reviewing of writing) に注目している。
  相互査読では、学生たちは、相互に査読をし合う。すなわち、個々の学生は、複数の学友の作文を評価すると同時に、複数の学友から自己の作文に対する評価を得ることができる。学生の書いた文章を教師が評価する場合と比較すると、複雑な評価の相互作用がそこには存在する。
  この手法に基づいて開発したのが、SWoRD と読ばれるWeb ベース文書作成支援システムである。
  本講演では、学生同士の相互査読を実施するにあたり生じる様々な疑問や関心事、SWoRD の開発と改善の経緯、SWoRD を用いることにより、作文の学習にどのような改善がもたらされるかについて述べる。
 
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「教示によるプログラミングを利用した
  Cognitive Tutors (認知的学習支援システム) の構築」
    (Building Cognitive Tutors with Programming by Demonstration)

松田昇 氏
    カーネギーメロン大学 コンピュータサイエンス学部 研究員

  Cognitive Tutor は、最も学習効果の高いコンピュータを用いた学習支援システムの一つである。
松田氏は、 Cognitive Tutor の構築を支援する知的オーサリングツール(CTAT: Cognitive Tutor Authoring Tools) を開発している。
  本ツールは、Cognitive Tutor を構築する上で最も本質的かつ困難な作業である認知モデルの構築を支援する。特に、認知科学および人工知能プログラミングになじみのないユーザーを主な対象として開発したものであり、認知モデルを自動的に構築する。
  ユーザは、認知的課題分析やプログラミングを行う代わりに、対象となっている課題、例えば、代数方程式の解法を計算機に例示する。
  例示に基づくプログラミング (programming by demonstration)の手法により実装された模擬学生がそれを観察し、例示された解法を再現するプロダクション・ルールを自動的に合成する。合成されたプロダクション・ルールは、Cognitive Tutor に組み入れることで、学習者モデルとして機能する。 
 

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