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2006/08/23

Jsise全国大会初日

今日から3日間は、教育システム情報学会(JSiSE)全国大会だ。

初日の今日は4つのワークショップがあって、僕はワークショップB「大学新入生を対象とした教科『情報』に関する知識調査」を聴講した。このワークショップはJSiSEの情報教育特別委員会で「大学の新入生の情報に関する意識や技能は実態としてどうか?」「高校のカリキュラムで学んだことになっているが、実際に身に付いているか、学んだという意識はあるか?」についての調査をもとに発表とディスカッションが展開された。

ちょうど今大学に入ってくる新入生は、現役合格だと高校で教科「情報」を受けている(履修者)が、浪人していると受けていない(未履修者)という状況になっている。その結果、大学で情報教育をする際に様々な知識やスキルの学生を相手にしなくてはならない、という問題が発生している。実際、僕も熊大で「情報基礎」という一年生の必修科目を担当しているが、パソコンが得意な学生と不得意な学生の差の大きさを感じることが多い。

また、今後は高校で教科「情報」を学んだ学生ばかりが大学に来ることになるが、そのとき、大学では何を教えるべきかを考えなくてはならないという時期でもある。

この調査の結論から言うと、
・高校の情報教育は実習が主体なので、履修者と未履修者の差が大きい(特に表計算などは)
・一方で、「情報の科学的な理解」(文字コードなど)「情報社会への参画態度」)(個人情報など)については、差が少なく、高校までで習っていない、という学生が多い内容もある。
ということで、僕の立場からすると「う~ん、まだしばらくは基礎的なこともしっかり教えなくちゃいけなそうだな」「表計算などは学生毎の差が大きいことをしばらくはケアしなくちゃいけないな」と感じた。

とはいえ、こういった調査がされ、情報教育に関わる様々な人が努力をしつづけることで、こういった状況は改善されると信じたい。じゃないと日本の将来は暗いよね。

ワークショップの後はウェルカムパーティ。熊大の教授システム学専攻の修士履修生も4人集まった。
写真は左から村嶋さん@熊本、僕、西山さん@東京、宮原さん@東京、豊永さん@東京。

Jsise1ウエルカムパーティにて

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