« 香蘭亭で太平燕 | トップページ | 遠隔集中講義の準備 »

2006/10/05

キャンパスシステム研究会

今日はCS研(私立大学キャンパスシステム研究会)。関東圏を中心とした私立大学の皆さんや富士通の皆さんが熊本大学の見学に来られた。

200601005csken_001総合情報基盤センター長の宇佐川先生が熊大の情報教育について、僕が教授システム学専攻について、そして教授システム学専攻の修士履修生の村嶋さんがくまもとインターネット市民塾についてプレゼンした。

質疑応答では、情報基礎で毎時間行っている小テストの動機付けは?教材作成の体制と教員の関係は?といった質問を頂いた。

ちなみに前者へは、成績分布を公開され競争心・向上心が刺激されている、リトライ可能なとから学生さん達がゲーム性を見いだしている、といったことなどが動機付け要因、後者へは、教員からの原稿を教材作成室のメンバー8名がコンテンツ化。教員が直接コンテンツを作ることは極めて少ない、とお答えした。

その後、前総合情報基盤センター長で、21世紀COEプログラム「衝撃エネルギーの深化と応用」の拠点リーダーを務められている秋山先生を訪問。秋山先生が取り組まれている若手研究者を育成するためのeラーニングなどについてご披露いただいた。秋山先生は日本のみならず世界各国で活動する若手研究者、熊大のトップクラスの研究者(教授陣)、学外の研究者をインターネットでつなぎ、学びの場を作られるとともに、そこでのコラボレーションから新たな学際領域の開拓もされている。

そういった最先端の話とは別に、学部向けの授業について秋山先生は苦笑いされながら
・90分の授業で本質的な話をするのは30分程度、残りは学生の興味を引くための話に費やしている。
・実際、授業で話したい内容をeラーニングコンテンツにすると30分くらいの分量になってしまう。
・しかも授業をやるより、eラーニングで学習させた方が明らかに理解している。繰り返し見ることができるからだ。
・だとすると授業って何なんでしょうね・・・・。
といったお話もしてくださった。

このように学外の方にプレゼンしたりご案内したりすることは、私たちにとっても自分たちがしていること、してきたことを省察する機会にもなる。今回は宇佐川先生が最後に「熊大は特別なことをしているわけではない。普通のことを地道にやり続けてきただけだ」といった話をされていた。まさにその通りだと思うし、実際、自分が教授システム学専攻に携わっていると、普通のことを地道にやり続けることが、いかに大事で、いかに難しいかがよく分かる。

そういった意味で、僕にとっては秋山先生や宇佐川先生、中野先生といった熊大のeラーニングを作ってきた皆さんの道程を改めて知る良い機会になった。

CS研の皆さん、何かご参考になることはありましたでしょうか?よろしければ、またお越しください!

|

« 香蘭亭で太平燕 | トップページ | 遠隔集中講義の準備 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/7406/12161605

この記事へのトラックバック一覧です: キャンパスシステム研究会:

« 香蘭亭で太平燕 | トップページ | 遠隔集中講義の準備 »