« 熊本大学のキャリア支援 | トップページ | 熊本大学の新入職員に学ばせたいこと »

2006/10/31

「どうしたの?」は「どうしたの?」

今日の現代GP「elこころ学習プログラムの開発」の第1回全体会議で、学校現場のこころの問題の深刻さをかいま見た。

今日の午後は会議のはしご。前半は教授システム学専攻のコンテンツレビュー会Festa、そして後半は現代GP「elこころ学習プログラムの開発」の第1回全体会議だった。どちらも「ものを作っていく」ための会議なので、それはそれでワクワク(ドキドキ?)するものだった。

20061031elkokoro
後半の現代GP「elこころ学習プログラムの開発」の全体会議は、プロジェクトに関わる全員が一堂に会する初めてのミーティングで、教員だけではなく事務担当者や技術スタッフも集まった。写真は副学長の「なんとしてでも成功させてください!」というご挨拶(気合い入れ?)に耳を傾けるメンバー。

席上、ベテランの養護教員の先生から興味深い話を聞いた。教育実習生が小学校で生徒に声をかけられないというのだ。

保健室に来た生徒には、まず「どうしたの?」を声をかけるのが基本なのだが、それができず、壁際でかたまってしまうのだそうだ。黒いスーツを着た若い男女が何人も保健室で壁際に黙りこくって立っている姿はかなり異様で、子供たちも怖くて保健室には入れなくなるとか。

その養護の先生は、「どうしたの?」と子供に声を掛けなくてはならない教育実習生に「どうしたの?」と聞かなければならないという、冗談のような、でも笑えない状況にあるという。また、「教室で子供とうまく接することができない」と泣きながら訴える男子学生もいたという。

そんな話を聞きながら、「教職課程の全ての学生に『こころのファーストエイド力』を!」というこのプロジェクトの重要性を会議の参加者みんなで共有できた。頑張らねば。

|

« 熊本大学のキャリア支援 | トップページ | 熊本大学の新入職員に学ばせたいこと »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/7406/12502961

この記事へのトラックバック一覧です: 「どうしたの?」は「どうしたの?」:

« 熊本大学のキャリア支援 | トップページ | 熊本大学の新入職員に学ばせたいこと »