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2006/10/25

新入職員教育の目標を考える

今日は、熊本大学事務部門の人材育成検討ワーキンググループの第2回目。来年4月の新採用事務職員研修について検討した。

研修担当者が研修内容案を作ってきてくれた「研修の実施案」を目標レベルにブレイクダウンする作業をした。
理屈としては学習目標(What)を考えてから手段(How)を考えるべきだし、このワーキンググループでもそのように考えていくんだけど、最初から「何を目標にしましょう」という問いを考えると割と思考停止してしまいがち。

そこで、第1回のミーティングで「ふつう、どんな研修にする?」という問いを担当者に投げかけ、出てきた研修の実施案から「何を学ばせたいのか」「研修終了時にどうなっている必要があるのか」を紡ぎ出すようにした。この方が議論しやすい。

実際、こうして考えることで、メンバーからも「こういったことも必要だよね」「これはどうするの?」といった意見が出てきて、ミーティングも活性化していった。そこで、次回までに、メンバーそれぞれの立場で、目標の選択肢を出し尽くしてくることになった。次回が楽しみだ。

ところで、今回のミーティングで、委員の一人が「民間企業における社員の教育研修」という資料を持ってきてくれた。これは、熊本市内で行われたセミナーで話されていた内容で、講師は熊本市内で数多くの社員研修をしてきた「教育・研修の専門家」だという。

「新入社員」「若手社員」「女子社員」「中高社員」という分類で、それぞれの特性とどのような教育をしていくかについて述べられているんだけど、これがすごい。一番顕著なのが「女子社員」の場合で、特性としては「狭いところに自信が無い、他人に甘え依存することが多い、決断が遅い、パニックに陥りやすい」、教育は「自分に責任があると意識させる、自己決断力を身につけさせる、意図的に異常事態対応法を教育する」と書いてある。

他の委員は「なるほど、民間企業の教育研修ってこうなんですね」とうなずきはじめていたので、「ちょっと待ってください!昔はともかく、今、まともな教育をしている企業ではこんなこと言いませんよ。」と説明し、他の委員も納得してくれた。

この資料を出してもらったことで「こういう根拠のない情緒的な決めつけはせずに、きちんと学習者をみつめて、仕事の上で何が必要かを考えていく」必要性を理解してもらうきっかけになった。

それにしても、この「専門家」氏は数多くの教育・研修を手がけた実績があり、セミナー会場でも話に納得している人が多かったという。なんだかなぁ・・・・・。

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