« 2006年11月12日 - 2006年11月18日 | トップページ | 2006年11月26日 - 2006年12月2日 »

2006/11/25

セカンド・オピニオン

肝炎の治療を通じて学んだことのひとつが、セカンド・オピニオンの重要性。セカンド・オピニオンは主治医以外の専門医にも診察してもらい、両方の見解を聞きながら病状への理解を深め、治療方法の選択をしていくことだと僕は考えている。

B型肝炎の治療まっさかりのころは、主治医と会社の産業医のお二人に診ていただいていた。病状についての見解はいつも全く同じなのだが、治療方針については微妙に違うことがあった。それをもう一人の先生にお伝えしながら意思決定をしていった。お二人は肝臓学会でのお仲間で、僕が診ていただいていることはお互いにご存じだったこともあり、3者間のコミュニケーションはとてもスムースに進んでいた。

患者としてとても安心で、うれしかったのは、お二人のご意見が同じであれば何ら心配することなくそのご意見に従い、違うときにはその違いを検討材料に吟味することができたこと。やっぱり「これで大丈夫なのかな?」という疑問を持ちながら治療をしていくのはつらいものだし、それが長期化しがちな疾患だとなおさらだ。

さて、今日もセカンド・オピニオンの重要性を痛感した。

右耳があまり良くならず、機能も片耳で会議をしていて、とても疲れた。そのせいか、異常に睡眠時間が長くなっていて、いつもは6時間睡眠くらいなのが、一昨夜も昨夜も10時間も眠ってしまった。

しかも昨日からはあくびをしたときとかに、耳の中で「パコ」っと音がするようになった。これが直る兆しなのか、悪化しているのかが知りたかったのと、どうも先日の診察に疑問があったので、別の耳鼻科へ。別の先生にも診ていただく、は僕にとって何の抵抗も無い行為だったので。

病状を説明すると、先生は開口一番「だめじゃないですか、放っておいては」。そこで「火曜日に別の先生に診てもらったんですが・・・」「で、どんな治療を?」「病院で・・・・」と経過をお話したところ、「それじゃ直らないですよ。投薬だけじゃなくてちゃんと治療をしないと」と言いつつ先生は診てくださった。

結論は・・・「これは鼓膜うんぬん以前に外耳炎ですね。炎症ができていて、耳の穴が狭くなっている上、そこからの浸出液が溜まっています。」といって、耳の中を洗浄し、薬を塗布してもらった。これでかなり状況は改善して、だいぶ聞こえるようになってきた。数日はこの先生のところに通って治療をすることになったが、これで安心。少しは週末も快適に過ごせそうだ。

やはり疑わしき際のセカンド・オピニオンは重要なようで・・・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/11/24

熊本側からTV会議

20061124tvkaigi1
今日は熊本にいて東京とテレビ会議。いつもは東京側の風景を掲載しているので、今日は熊本側の風景をパチリ。東京のテレビ会議をレポートすることが多いからか「北村さんはいつ熊本にいるんですか?」と質問されることが多んだけど、普段はちゃんと(?)熊本にいる。その証拠として今回は熊本からお伝えします。

20061124tvkaig2i

まずコンテンツレビュー会"Festa"を実施。今日は、鈴木先生や中野先生、松葉さんが東京にいて、僕と江川先生と教材作成室のスタッフが熊本側。コンテンツ制作担当者と科目担当教員(たとえば僕)はテレビ会議越しに鈴木先生や中野先生の顔色をうかがいながら(^_^;)報告をする、という寸法。鈴木先生・中野先生の表情の変化から「お、心配だったここはOKか」「う、ここはちょっと・・かな?」なんてことを感じることができる。それと、同じことをメールで書いたらきっと「きつく」感じられることも、笑顔とともに伝わると全く別の文脈になる。やはり、人の表情の情報量は大きい。

次にGP「elこころ学習システムの開発」のミーティング。こちらには教育学部のGPメンバーの皆さんと、総情センターの杉谷先生、僕、そして東京から中野先生が参加。

今回は教育学部のメンバーの皆さんからの報告が中心だったんだけど、こちらでもテレビ会議の有効性を感じた。

会議に出ていて、(特に僕のような新参者は)「う~ん、これってどうなのかな?疑問を呈した方が良いかな?」って発言しようかどうか迷うときってあるよね。そんなときに、発言するかどうかは、自分と考えが似ている人の表情だと思う。今回はテレビ越しの中野先生の表情を見て、やはり首をかしげているのを確認してから「今の点ですけど・・・」と発言することができた。

それにしても、うちのテレビ会議システムは「東京にいつもいる人」より「東京に出張した人」が使うことが多い。「出張を理由に会議をさぼらせない」システムとして有効に機能しているようで・・・・(^_^;)

ちなみに明日・明後日は必修科目「遠隔教育実践論」の集中講義や、「eラーニング実践演習」で東京の受講者が熊本にいる教員にプレゼンするのに使う。ある意味、本来の(?)使い方だね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/11/23

不幸中の幸い

今日もまだ右耳が聴こえない状態が続いている。が、結構自分もついている、と思えるようになった。それは・・・

1.昨日は休講

毎週水曜日は情報基礎の授業があるんだけど、昨日は休講。この科目は全クラスが同時に進んでいくので、祝日でお休みのクラスがある週は足並みをそろえるため、平日のクラスも休み。ということで僕のクラスは休講だった。この状態で100人相手の授業はきついよね。

2.今日は祝日

昨日、自宅でずっと仕事をしていて、夜8時頃一段落して「ああ、ちょっと疲れたなぁ」とベッドで横になり、気がついたら朝の8時だった。疲れているから聴こえないのか、聴こえないから疲れているのか定かではないけど、たぶんどっちもどっちなんだろう。とにかく今日は祝日なのでゆっくりでき(といっても仕事はたまっているんだけど・・・)会議も無く、人と会わなくても済む祝日。明日から長期出張の鈴木先生と打ち合わせをしたり、たまたま学会発表の準備に出てきていた院生さんとちょっと話をする程度ですんだ。左耳は全く問題ないので、相手が一人だと問題ないんだけどね・・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/11/22

御見舞御礼

今朝、「右耳が聞こえない」という記事を書いたところ、沢山の方からお見舞いメールをいただきました。ありがとうございます。それぞれにお返事はしませんが、ご容赦ください。

お見舞いメールに書かれたことで多かったのは「ストレスじゃないの?」「忙しすぎ?」「過労?」というものでした。確かにいつも高いストレスにさらされ(^_^;)、忙しすぎる日々を送り(--;)、疲れもたまっている(;´_`;)のは確かですが(苦笑)、直接的な原因はあくまでも鼻の中の通りが悪くて、鼓膜の内外に気圧差ができてしまっていることです。原因は分からないけど耳が聞こえない・・・というテレビドラマの悲劇のヒロインみたいな状況じゃありませんので、ご安心を。

とはいえ、僕の同僚の中に、しばしば同じ症状に見舞われる人がいて、「疲れているときに症状が起きがち」ということですから、全然関係ないとは言えないかもしれませんね。ちなみにその同僚は、飛行機に乗る前に鼻から薬(今、僕も処方されているもの)を吸い込んでおくそうです。そういう用心も必要なようで・・・。

ということで、御見舞御礼でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/11/21

右耳が聞こえない・・・

先週の金曜日から右耳がおかしかったのだが、徐々に状況が悪くなり、月曜日には殆ど聞こえなくなってしまった。

「そのうち直るさ」と放っておいたら、昨日にいたっては聞こえない上に「サー」っというノイズのようなものまでするようになってきた。おまけに痛痒くなってきた。さすがに「やばい・・・」と思って、耳鼻科へ。

診察の結果、鼻の通りが悪く、鼓膜の内側の気圧が1気圧より低くなっていて、正常時ではまっすぐであるべき鼓膜が、内側に引っ張られている状況だという。

その場で鼻の洗浄(ぬるま湯で何回も鼻の中を洗う。ちょうどプールで下手に息をしたときみたいで変な感じだった)、耳に電気を当てるといった治療もしてもらったけど、その場では直らなかった。時間はかかるが、徐々に良くなるだろうとのことで、一安心なんだけど、逆に言うと、すぐには直らないようだ。

今朝、起きるとノイズがいっそう大きくなってきた上、痛痒さも増している。お医者さん曰く「ノイズも痛みも気圧のせい」で、原因が分かっているから心配は無いんだけど・・・・。

ということで、ここ数日僕と話していてトンチンカンな答えが返ってきたり、話が通じなかくて当惑した皆さん。たぶん、ちゃんと聞こえなかったせいなので、どうかご容赦を。

それとしばらくの間、僕に話しかける時には左側から声を掛けていただけると助かります。(^_^;)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ちょっと嬉しかったこと

熊本大学の前身である五高OBの方に励まされた。

今日は朝イチの便で東京から熊本に戻ってきた。朝イチ便は日中の時間を有効に使えるのは良いのだけど、5時頃起きて6時過ぎには家を出なくてはならず、結構疲れる。11時前に大学についたけど、ちょっとだるくて、すぐに仕事に入る雰囲気でも無かったので、別棟の事務に出張書類などを持って行き、そのまま早めの昼食をとることにした。

20061114gyoza_006
その帰り、重要文化財の化学実験場の前で写真を撮ろうとしている年配のご夫婦がいらっしゃった。とても上品な感じのするお二人だった。
奥様がカメラを構えていた。

僕はこういうときにはできるだけ手を貸すことにしている。やっぱり写真ってみんなでうつりたいよね。
「よろしければ撮りましょうか?」「ありがとうございます。お願いします」

写真を撮ってカメラをお返しすると、ご主人が「66年前にここで学んだ者です。」と丁寧に帽子を脱がれてご挨拶された。
「いかがですか?久々の母校は」「いや~、本当に懐かしいです。私は五高を出て、慶應に行きましてね」「そうですか。私も慶應の出身です。昨年、新しい大学院のために民間企業から来て教員をしています。二重に先輩ですね。」「そうですか、頑張ってください。」ご主人は僕の手をとって握手してくださった。お歳には似合わないとても力強く、柔らかく、暖かい握手だった。

それだけのことなんだけど、僕の方がなんだかとても力づけられた。さっきまでのだるさはどこかに行ってしまったようだ。
さあ、午後も頑張ろうっと。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/11/20

eラーニングの7年、僕の7年

20061120donuts
SATTさんでeラーニングドーナツトークを聴講してきた。古賀さん以外のプレゼンの話を先にしよう。SATTの高井さんからはCaptivate2とSATTオリジナルのクイズオーサリングツール「インタラクションメーカーPro」の紹介があった。いずれもかなり使えそうだ。

それと産能大の佐藤さんからは「パーソナルスキルはeラーニングで学習できるか?」というタイトルで、最近開発されたSanno Knowledge Fieldの新コース「パーソナルスキル超入門」(仮称)の紹介があった。「行動に役立つ知識」を身につけるために、自分の行動を振り返らせるミニ診断、頭の中で行動させるミニ演習、コンテンツの主人公になって行動してみるミニ事例を用意し、「これだけ主義」をモットーに、コミュニケーション・ネゴシエーション・リーダーシップといったこのコースのキーになる概念を示す図を「これでもか!」というほとしつこく表示したという。他にも細かい工夫がたくさんしてあるということなので、一度試用させてもらおうかと思っている。

さて、産業能率大学の古賀さんの「eラーニングの7年を振り返る ~ Sanno e-Learning Mail Magazine 200号の軌跡」は、その7年をある意味併走させてもらった僕にとって、感慨深い中にも笑えるものが結構多かった。

古賀さんが海外のカンファレンスで「おまえはキルギスタンから来たのか?」といわれた話、オーサウエアのデモでメルセデスベンツのeラーニング(当時はCBTと言っていた)のデモを何回も見せられたこと、eラーニングカンファレンスで古賀さんが「チーズはどこに行った?」に引っかけてプレゼンをし、eラーニング業界人から「いきなり消すなよ」と言われたこと(僕も共演していて「バターはどこに溶けた?」に引っかけてプレゼンしていた)・・・・・。僕にとって、本当に懐かしい話が多かった。

前の夜に、ふと、自分のこの7年を振り返ってみた。幸いなことに、前にいた東京海上日動では目標設定面接とフィードバックがあったので、その一年に何をしようとして、何をしていたかは記録に残っている。

古賀さんが Sanno e-Learning Mail Magazine を創刊された1999年は、僕にとって東京海上HRA時代で一番辛い時期だった。今だからもう言っても良いだろうけど、会社の業務(親会社から発注された教育や研修、社内資格に関する事務)がガタガタになって、本来はHRAのIT推進やeラーニングの推進、新しい研修の開発が本来のミッションだった僕も、事務部門のアシスタントマネージャーになってその立て直しをせざるを得なくなった。

それまでに自分なりに勉強し進めてきたeラーニング関係のことを殆ど凍結し、事務の破綻を防ぐために、親会社からの無理難題を断るために交渉し、既に受けてしまった業務をこなすために必死にデータベースを書き、担当者や講師陣からは不平不満をぶつけられ、上司から命ぜられて組織改革案を考える・・・そんなことが同時並行で走っていた。

昼食をまともに食べる暇が無くサンドイッチを食べたりウイダーインゼリーで10秒チャージしながら仕事を続け、それでも毎晩終電で帰る・・・・・そんな日々だった。
そして何より、教育会社にいながら、教育に直結する仕事は殆どできなかったのが何よりも辛かった。

そんな僕が何とか教育の現場、eラーニングの最前線とつながり続けることができたのは、古賀さんのSanno e-Learning Mail Magazine のおかげだった気がする。そもそも、僕がeラーニングの世界で多少なりとも注目してもらえるようになったのも、古賀さんがいろいろなイベントに「ユーザの声を聞かせてやって」といって出番を作ってくれたからだったわけで。

「あれはもう7年前もたつのか・・・・」

そのころの僕は、大学の教員になるなんて全く思いもしていなかった。ただただ「思いっきり教育の仕事がしたい。eラーニングやりたい、研修のデザインがしたい」と思うばかりだった。考えてみると、そのときの飢餓感みたいなものが、その後の自分の原動力になったかもしれない。


「ん?あれからまだ7年しか経っていないのか・・・・」

この7年の間で大きく変わった、正確には変わりかけたことがある。それは「eラーニングのことをeラーニングで学ぶ」ということだ。

当時から、古賀さんと僕とで「eラーニングのことをeラーニングで学べないのって、どこか変だよね」って言っていた。それが今、実現しつつある。そして、思いもよらないことに自分がその当事者の一人になっている。熊本大学の教授システム学専攻もそうだし、日本eラーニングコンソシアムでもeラーニングの基礎を学ぶeラーニングを検討している。たまたま今日がその委員会だった。

「学びたい側」だった僕が、「学びを提供する側」になってしまっている。
人生って本当に不思議だ・・・・。

| | コメント (1) | トラックバック (2)

2006/11/19

eラーニング ドーナッツトーク 2006

明日、「eラーニング ドーナッツトーク 2006」が開催される。これはeラーニング界で知らぬ人はいない(?)メルマガ「Sanno e-Learning Magazine」が何と200号を達成したのを記念して行われるミニイベント。

首謀者の古賀さんに先日聞いたところ、Sanno e-Learning Magazineの200号、7年間を振り返りながら、eラーニングについてご自分なりに仕切り直しをしたい、ということだった。

プログラムは・・・
eラーニングの7年を振り返る ~ Sanno e-Learning Mail Magazine 200号の軌跡(産業能率大学 古賀 暁彦)
eラーニング業界 最新テクニック ここだけ情報(エスエイティーティー株式会社 高井 文忠 )
パーソナルスキルはeラーニングで学習できるか?(産業能率大学 佐藤 耕次)

う~ん、ディープだ。 聞き手にもきっとディープな人たちが集まるに違いない。ちなみに僕も聞き手として(あくまでも聞き手として、ですよ>古賀さん)参加する。

まだ、席に若干の余裕はありそうなので、よろしければお越しください。現地で会いましょう。

■開催日時:2006年11月20日(月)18:00~20:00 (受付17:50より)
■場所:SATT / 東京都千代田区三崎町1-3-12 水道橋ビル8階
■受講料:無料
▽お申し込み・詳細はこちら
http://satt.jp/event/2006_1120_donuts_talk.htm


| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年11月12日 - 2006年11月18日 | トップページ | 2006年11月26日 - 2006年12月2日 »