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2008/01/12

授業法第3回

20080112jugyouhou
今日は、日本弁理士会知財ビジネスアカデミーの「授業法(基礎)」 。全4回のコースですが、今回、僕は第3回・第4回の模擬授業のコメンテータとして登板。

今日は、本物の学生を前にした模擬授業の1回目で、授業のガイダンスを行い、学生さんたちには「この授業を受講したいか?」といった評価(投票)をしてもらうというもの。

今回、気づいたことは・・・
実務家としての自分のアピール不足
「弁理士の~です」と講師自己紹介をする人が多いのだが、そもそも学生の多くは弁理士という仕事が分かっていないので、自己紹介後も講師を見る目が変わらないことが多い。実務家教員としては「こんな仕事をしていて、こんな実績があります」「こんな修羅場をくぐりました」といったことをアピールし、学生から畏敬の眼差しで見られるようになりたいものです。

グループワークが大流行
模擬授業の中で、シラバスを配布し、どのような授業を展開するかを説明するのですが、「グループワークを取り入れ・・」という人が多かったのが特徴的でした。この模擬授業では「100人を対象とした知的財産概論」を題材としてるため、グループワークは容易ではない(不可能では無いにせよ)のですが、そこを安易に考えてしまった人が多かったようです。

ただ、これは学校現場でも同じでFDの議論でも「双方向の授業をしよう、だからグループワークを取り入れよう」ということをしばしば耳にします。もちろん、それも間違いでは無いのですが、グループワークが崩壊したときの悲惨さが分かっているのかな?とか、講義だって十分双方向にできるのに・・・と思うことが少なくありません。

もしグループワークをするなら、それが何故必要か?グループワークが最善な方法か?実現可能か?リスクマネジメントは?他の手段は無いのか?といったことを考え抜く必要があると思います。

この「授業法」でも「グループワーク」選択の妥当性を考えてもらうと同時に、代替手段を考えていきたいと思っています。

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2008/01/11

学会開催と生協さん

今年の9月、教育システム情報学会の全国大会を熊本大学で開催することになっています。

今日は、開催に向けて事務局長役の松葉先生@教授システム学専攻、生協の担当者であるNさんと打合せを行いました。

学会の全国大会って、ものすごく沢山の業務の集積になっているんだけど(WBSを書こうとするとうんざりしそうな・・・)、そのほぼ全てについて、熊大生協では請け負うことができるとのこと。とても心強い

どうぞよろしくお願いします>熊大生協の皆さん

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2008/01/10

elこころミーティング

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今日は、現代GP「elこころ学習プログラムの開発」の今年一回目ミーティング。

今日の議題は来年に向けての計画の確認と、開発していくeラーニングコンテンツの概要について。

教育実習前の学生さんに身につけて欲しいコトは多い(マナー的なものもあるとか)が、その中にメンタルヘルス系の話(生徒のメンタルヘルスケア+実習生自身のメンタルヘルスケア)をどう入れていくかがこのプロジェクトの課題だ。既存の実習前の授業(時間は限られている)との折り合いもつけなければいけないところが悩みの種で、そこにeラーニングをどのように組み込み、どうすれば確実に学習してもらえるかを考えていかなければならない。結構、難しい課題だ。

ミーティング前後の雑談で出たのが、ケータイやiPodの活用。教育実習先で、生徒への触れ方を復習できるビデオクリップ、ちょっと悩んだことを書ける掲示板、といったいったものを用意すれば使ってくれるかな?どんなコンテンツが歓迎されるかな?といった話題で盛り上がった。

新年度になると、あっというまに教育実習が始まる。今から頑張って準備をしなくちゃ。

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2008/01/09

小ひとつ 黒米桜もち

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銀座たまやの新作で、昨日(1月8日)から発売になった「小ひとつ 黒米桜もち」。

その名の通り黒米と道明寺粉を合わせた黒い餅を塩漬けの桜葉で包んだお菓子。中はたまやらしく、こし餡に黒胡麻のペーストを合わせた餡。上品な甘さと桜葉の香りと塩気が絶妙にマッチしている。

銀座たまや本店の他は、羽田空港、品川駅、上野駅、大丸東京店でしか売っていないということで、希少性も○。

6個入り360円~40個入り2400円までパッケージのバリエーションも豊富な上、個包装されているため分けやすい。

★★★★もののおみやげ。日持ちしない(3日)のが玉に瑕で★ひとつマイナス。
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2008/01/08

学会と企業を結ぶ

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この怪しげな(?)の会議は悪巧みではありません。(^_^;)

JSiSE(教育システム情報学会)の「産学連携・人材育成システム時限委員会」第1回会合で、メンバーはNIME仲林さん(元NTTレゾナント、委員長)、eLC・NTTラーニングシステムズの小松さん、東洋大学の平田さん(元産能大)、産能大の古賀さん、JMAMの柴田さん、デジタルナレッジの小林さん、そして私です。

ちなみに場所は麻布十番にあるNTTラーニングシステムズさんのメディアラボ内「特別会議室」。まるで役員会議をするようなすごい会議室でした。

このメンバーで、企業内教育や人材育成をキーワードに学会と産業界(特に人事・研修関係の皆さん)をつないでいこうというものです。今日はブレーンストーミングで「どんなことができそうか」「何が企業の人材育成に関わる皆さんに訴求しそうか」などなどアイディアを出し合いました。

今後の動きに乞うご期待です。企業内教育や人材育成に関わる皆さん、イベントをするときには是非参加してください!!

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2008/01/07

脳が冴える15の習慣

新年に「ことしは(ことしこそ?)生活を変えよう」といったことを思う人は少なくないと思います。
僕もその一人です。もっとも毎年そう思いつつ、一年を通じてちゃんと生活を変えることは難しいのですが・・・。

何はともあれ、新年に「どう変えるか」を考えるのは悪くないことだと思います。
そんなときに役立ちそうな本を一冊紹介させていただきます。
それは、脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)です。

「15の習慣」とは・・
1.生活の原点をつくる:
脳を活性化させる朝の過ごし方。足・手・口をよく動かそう

2.集中力を高める:
生活のどこかに「試験を受けている状態」を持とう
→時間を切って仕事をする等

3.睡眠の意義:
夜は情報を蓄える時間。睡眠中の「整理力」を利用しよう
→夜の勉強を中途半端にやる、昼食後にウォーミングアップ(片付け・運動)

4.脳の持続力を高める:
家事こそ「脳トレ」。雑用を積極的にこなそう

5.問題解決能力を高める:
自分を動かす「ルール」と「行動予定表」をつくろう

6.思考の整理:
忙しいときほど「机の片付け」を優先させよう

7.注意力を高める:
意識して目をよく動かそう。耳から情報を取ろう

8.記憶力を高める:
「報告書」「まとめ」「ブログ」を積極的に書こう

9.話す力を高める:
メモや写真などを手がかりにして、長い話を組み立てよう

10.表現を豊かにする:
「たとえ話」を混ぜながら、相手の身になって話そう

11.脳を健康に保つ食事:
脳のためにも、適度な運動と「腹八分目」を心がけよう

12.脳の健康診断:
定期的に画像検査を受け、脳の状態をチェックしよう

13.脳の自己管理:
「失敗ノート」を書こう。自分の批判者を大切にしよう

14.想像力を高める:
ひらめきは「余計なこと」の中にある。活動をマルチにしよう

15.意欲を高める:
人を好意的に評価しよう。時にはダメな自分を見せよう

筆者の築山節さんは脳疾患後の脳機能回復に携わっていらっしゃる脳神経外科医で、本の中でも脳生理学に沿った説明や治療からの経験が書かれていて、とても説得力があります。

僕自身、この本を読んで今年やろうと思ったことは・・・
・仕事のウォーミングアップとしての片付け(机や書類)
・積極的な家事(昨年はかなり酷い状態だった・・・)
・朝、一定の時間に起きる(「早起き」とは言わないまでも・・・)
・パソコンから目を離す時間、構内(校内)を歩く時間を意図的に作る
・ブログを書く(^_^;)
といったところです。

それぞれはそんなに難しいことではないのですが、三日坊主性格の僕としてはどこまで続きますか・・・。

皆さんは今年、何か変えようとされていることはありますか?

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2008/01/06

オッリペッカ・ヘイノネンさんのインタビュー

昨日、何気なくテレビをつけたら、NHK「未来への提言」のフィンランドの元教育大臣 オッリペッカ・ヘイノネンさんのインタビューが再放送されていました。

見始めたのが番組の終盤だったのですが、とても印象に残ったことばがありました。
番組は学校教育をとりあげたものだったのですが、企業内教育・社会人教育にも通じるものがいくつもありました。

<大人になる力が弱まっている>

現代はスピードが速く、人々に走ることを強いている。そして、走らなければいけないことに疑問を持っている。変化の早さ、選択肢の多さが人々の重荷になっている。

一方、道しるべや手本となる生き方も無い。

その結果、次の世代の『大人になる力』が弱まっている。これは健全な状態ではない。

私たちには義務があるはず。それは価値観を伝えることだ。
私たちの責任は、次の世代のために自分たちの世の中をしっかり作り、それを次世代に伝えることだ。

会社や組織においても、同じではないでしょうか?
次の世代に期待する前に、次の世代のために、自分たちの組織や事業をしっかりつくり、そこに自分たちの価値観を表現し次世代に伝えることが、次世代の育成のために大事な気がします。

<ゆっくりと洞察力を育む>

人々が洞察力を失いつつある。 人は知識だけでなく、自らの内側に洞察力を身に着けていなければならない。 走り続けるだけでは洞察力を失うだろう。

これからの教育では、あえてペースを落とし、じっくり考え、洞察することを教えなければならない。
自分の頭で考え、自分の心で感じる機会を作ること。

創造性をひきだし、モチベーションを高め、内なる洞察力を身につけることが出来れば、我々には幸せな未来を気づけるだろう。

企業内の教育では、当然のことながら、目前の課題や問題に必要なことを教え・学ばせることが必要です。
ただ、それだけでよいかというと、私もそれは疑問です。
仕事や職場において学ぶと同時に、仕事や職場から一歩(あるいは半歩)離れて、あえてペースを落とし、自分のこと、仕事のこと、会社のこと・・・・を省察し、先のことを考える機会も必要な気がします。

昨今の企業内教育では集合研修が減っています。それは悪いことでは無いと思います。これまでの集合研修の中には「集合研修でなければできないこと」以外が多かったからです。ただ、一方で、集合研修ならではの「職場を離れて、日頃とは違うペースでものを考える」という機会も無くしてしまってよいのでしょうか?

<「学校のためでなく人生のために」>

番組の最後でヘイノネンさんがキーワードとして語られていたことです。

我々は学校のためでなく、人生のために学ぶ。
どうすれば新しいことを学び続けるモチベーションを一生持続できるか。
新しいことをまなぶのは人生の一時期だけではない。

これは高等教育や大学院教育に携わるものとして肝に銘じておかなければならない一言だと思いました。
と同時に、企業内教育でも「研修のためでなく人生のために」は忘れてはいけないことだと思います。
インストラクショナル・デザインの基本でもありますしね。

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