2005/09/18

メディアとしてのブログ

上級シスアド連絡会全国大会2日目の2つめの会員発表は「メディアとしてのブログ(総メディア社会の課題)」。
発表者は京都光華女子大学メディア情報専攻 助教授の阿部 一晴さん(JSDG正会員)。

印象に残ったお話をいくつか・・・。

個人がホームページを持つ動機には
1.情報提示動機
2.自己表現動機
3.コミュニケーション動機
があって、案外3つめが強い気がする。「自分は適当に書いてます。別に誰に見に来てもらわなくても良いよ」という人であっても、どこかで何らかの繋がりを求めて、外に向けたメディアを持つのではないか?

情報発信者にとってのブログの特徴は
・下書き(書き溜めができる)
・テンプレート、フレームワーク(たらたら書いていても送信できる)
・コメント機能(従来の掲示板同様、情報は分散。コメント機能は過渡期)
・トラックバック(blogを最も特徴づけるのはこれ)

・容易な情報公開、更新
・スキル(HTMLなど)が不要で、中身に注力できる。
・トラックバックなどによって、書き手同士のコミュニケーションが容易。相互参照性が高い。
・情報は発信元に集中している。情報は発信元がキープし続ける。(この点を強調されていた。掲示板との違いはここだと。)

従来にはなかった新たなもの。「真面目な議論」ができるメディア。
・名乗りを上げた上、自分の主張をした上で絵議論をする。

インターネットメディアについてはプッシュかプルかという議論がなされるが、ブログはプッシュ&プルの両面を持っている

ブログとホームページのメディアとしての違いについてはずっと考え続けているのだが、なかなか整理できないでいる。良いヒントを頂いた。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005/09/17

「社員を守る」個人情報保護法対応

上級シスアド連絡会全国大会の会員発表2は「個人情報保護法 四方山話」。発表者は製薬会社のシステム部門出身のコンサルタント森下 勉さん。(JSDG正会員)

個人情報保護法への対応は会社を守ると同時に社員を守ることだという趣旨で、個人情報漏洩の実態、個人情報保護法やその対応についての発表だった。

印象的だったお話をいくつか。

    「社員を守る」つまり、社員や従業者を、漏洩事故の当事者にならないようにどう守るか、事故や「出来心」を防ぐかを考えるのが経営者の責任である。

    パソコンの利用状況の監視システムがポピュラーになり、「社員監視時代」と言われるようになった。この言い方は良い印象は無いが、社員が守られるため、自らを守るためには「お互いがお互いを律する」ことも必要だろう。

    個人情報保護法は「お客さんから預かった大事なモノをどう守ろうか?」という感覚が大事。そしてそう考えると、多少難しくなくなるのではないか。

    個人情報の適正な取り扱いの基本である「利用目的の明確な特定」に関して、利用目的をお客様に伝えることを臆する会社も多いがビジネスチャンスにもなる。例えばガソリンスタンドで、カード会員の申込書に『サイドビジネスとしてやっている「中古車」に関する情報を流して良いか?』ということを明示し、許可を得られれば、あとは堂々と中古車のセールスができるし、許可を得ることで中古車ビジネスをしていることも伝えられる。このように目的を明確に特定したら、それを表示することを臆してはならない。

    会社のオフィスは城だと思え。本丸(経営者のいるところ)、二の丸(社員がいるところ)、三の丸(社外の方が入ってくるところ)を分けて、それなりに管理せよ。

僕自身、前の職場で個人情報保護法対応を担当していたけど、どうしてもモチベーションの維持が難しかった。対応する項目が多岐に渡る上、会社のみんなに色々なことをお願いしなくてはならず、けっこうへこむことも多いからだ。

だけどそこで「これは会社だけでなく、みんなを守るためだ」と思うことができれば、自分の支えにもなるし、他の人にお願いするときにも意味を説明しやくなるだろう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

システム統合、社内風土、「三方よし」

上級シスアド連絡会全国大会の会員発表1は「企業合併とシステム統合(その時、シスアドの役割)」。発表者は製薬会社のシステム部門に勤務されていて、実際に合併とシステム統合を体験された築山 俊昭さん。

ご自身が勤務される会社の合併に伴うプロセスやご苦労をご披露いただいた。

シスアドは「ITと業務の橋渡しをし、業務変革の担い手である」ことが求められるが、そのためにもシステム開発の上流工程に参画したり、社内でのシスアドを増やしていくことが必要だと感じられたそうだ。

そして近江商人の理念「三方よし」(売り手・買い手・世間の三方にとって良い成果を得るため、質の良いものを相手の立場を考慮して商いをする)に照らし合わせて「情報システム部門」(情報システムの可能性は?)「業務部門」(業務効率は?利便性は?業務戦略性は?)「開発ベンダー」(ビジネス機会は広がったか?)といった三方に良い結果を求めることの重要性と、実際にそれを実現することの難しさをお話いただいた。

最も印象深かったのは「システムを合わせることは風土を合わせること」というお話。

合併にあたって、片寄せ(どちらのシステムを使い続けるのか)を決めるにあたっては両社のシステム機能の比較、新旧の比較、業務の比較をするが、やってみると、意外と業務に対する姿勢、責任者風土の違いがあって、そこを合わせていくことが重要だった。が印象深かった。

僕が勉強しているSSM(ソフトシステムズ方法論)でも、システム(仕組み。情報システムだけでなく、例えば会社の組織などまで含めて。)を考えるとき
・文化的に実現可能で
・システムとして望ましい
ものを選んだり作ったりせよ、という教えがある。

普通だと、「システム的に実現可能、かつ文化的に望ましい」という基準になりがちだが、それは逆で、まずは文化的に受け入れられるかどうかが重要だ、という教えなのだが、システム統合でもまさにその通りだったようだ。

それと面白かったのは、セッション後の会場での会話。

ある参加者が「合併までも大変だけど、合併後も1年は大変だよ」と言ったのに対し、他の参加者(4年ほど前に勤務先が合併)は「3年は大変だったし、今も大変。1年で済むと思うなよ」と言っていたこと。

それと「対等合併ってあり得ない。理念として対等、というのも偽善」という話も出た。

確かに、文化的なものを作るのは時間がかかるだろうし、二つの文化から一つの文化を作っていくより、どちらかに片寄せした方が簡単なのかもしれない。(それで良いか、それで面白いか、は別として・・・)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日本の「情報化暗黒大陸化」と人材育成

上級シスアド連絡会の全国大会の特別講演は日経コンピュータ編集長 田口 潤さんのお話。
タイトルは「情報化の暗黒大陸を行く」(当初予定のタイトルから変更)

情報化はなぜ暗いのか?どうすれば明るくなるのか?というテーマだったが、大学における情報教育、情報社会で活躍できる人材の育成に関して、とても示唆に富んだお話を聞くことができた。

お話の概要は以下の通り。

日本は、増える「動かないコンピュータ」、相次ぐ個人情報漏洩事件”発覚”、品質やサスティナビリティの問題が顕在するアウトソーシング、弱体化した日本のIT産業(低利益体質+人材不足・スキル不足)・・・・といった問題を抱える情報の暗黒大陸化している。

その責任は
・未来を失ったベンダー
・ビジョン、責任意識のないユーザ
・スキルのないITエンジニア
・戦略無き官公庁
・存在感を発揮できない業界団体
・保守主義の権化、教育機関
のそれぞれにある。

特にユーザ企業の弱体化が原因の負の連鎖を産んでいる。
ユーザ企業の業績低迷

情報システム部門のリストラ

ITガバナンスの不在

SIerの仕事を管理できない

優れた情報システムを構築できない

業績低迷

明るい未来に向かうためには、ベンダーサイドのパワーアップとともに、ユーザも強く・賢くなる必要がある。そのためにユーザ・ベンダー両方で活躍できる人材の育成が求められる。(企業にも教育機関にも)
特にユーザに関しては手つかずであるため、どのようなスキルがユーザに求められるかを明らかにするためにUTSS=ユーザITスキル標準の早期リリースと、それにのっとった教育の充実が求められる。また、ユーザ側の人材像として、シスアドや上級シスアドがより認知されて欲しいし、JSDGにはそのための活動を求めたい。

また。大学には、従来のようなコンピュータサイエンスに偏ったものだけではなく、実践的な教育カリキュラムを脱して欲しい。例えば、情報システムが何に役立つか、どう使うか、ユーザとベンダーの関係といったことを教えている大学は見受けられない。

ベンダー側の人材を育成するためには、アメリカの大学のように学生にチームを組ませてシステム開発プロジェクトの演習を半年かけて行わせ、実際の仕事の仕方、方法論、工学的アプローチ、ツールの必要性を学ばせるのも良いだろう。

また、ユーザ側の人材を育成するために、例えばITは資産か経費か、といった問題や知的財産や契約について、実務に役立つことを学ばせることも必要だろう。

産学の交流が無く、実践的な教育のできる教員が少ないこと、革新的、実践的な研究が少ないことも問題であり、大学にもカリキュラムのみならず、解体的・抜本的な改革を求めたい。

確かに一般に大学(大学だけじゃないかもしれないけど)の情報教育は技術寄りになりすぎているのかもしれない。「大学の教員になったシスアド」の自分に何が出来るかを考えていきたいと思った。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/07/28

システム管理者感謝の日

明日は「システム管理者感謝の日」System Administrator Appreciation Dayだという。

「システム管理者感謝の日」を日本に普及・定着させる会
www.SysAdminDay.com

米シカゴ在住のシステム管理者であるTed Kekatos氏が、「現実を見ると、システム管理者は1年のうち364日はまったく敬意を払われていない」ということで、この感謝日を設けることを西暦2000年に提唱したそうだ。

日本語の「システム管理者感謝の日」を日本に普及・定着させる会には泣かせるフレーズが沢山書いてある。

職場や学校のそのコンピュータたちが何事もなく動いているのなら、あなたの組織のシステム管理者は優秀で、与えられた職務を誠実にこなしているということ。

システム管理者の仕事は、コンピュータウィルスや外部からの不正アクセスからシステムを守り、データ保護のためにバックアップを取り、OSのバグや様々な障害からシステムを修復するという地道な作業の連続
現在のコンピュータネットワーク社会は、このシステム管理者の昼夜を問わない献身的な奉仕の上に成り立っている。

たぶん、どこの組織でも、"苦情承り係"として扱われているのが実態

システム管理者としては全くその通りだと思う。
そしてもう一つ、泣かせるのが・・・

このページの85%は、jokeとして作りました。 しかし、残りの15%は、「最近、影で仕事(社会)を支えている人々に感謝する気持ちが足りないんじゃないの。」という気持ちから作りました。 1年に1日くらい、こんな日があってもいいと思いませんか。

確かにそうだ。そして色々な目立たない仕事をしてくれている人への感謝する日が出来たら面白いよね。
「研修事務局の日」とか「派遣社員の日」とか「校正さんの日」とか「経理担当者の日」とか・・・。

ちょうど7月29日は今の会社への最終出勤日。後任者のためにもみんなにアピールして、この日の定着をはかろうと思う(^-^;)

まずは色々な人のスケジューラの来年のところに「システム管理者感謝の日」と打ち込んでもらうとか・・・。

世のシステム管理者の皆さん!
国民の祝日にするまで、頑張りましょう!

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2005/06/27

上級シスアド連絡会 全国大会 in BIWAKO

僕が所属している上級シスアド連絡会の全国大会が滋賀県は琵琶湖のほとりで9月17日(土)~18日(日)に開かれる。その名も「上級シスアド連絡会 全国大会 in BIWAKO」!(ってまんまだけど・・・)

今年の全国大会は会員以外の方の参加も歓迎の研修会として行われるそうだ。そして「ブログの活用」もテーマに取り上げる予定だという。

ということで、シスアドや上級シスアドな人、これからチャレンジしようという人、ブログの活用に興味のある人は是非参加してください。僕も出来る限り参加したいと思ってます。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2005/03/31

Bye-now! Mamie!

今日は3月31日。僕の勤務先の定期人事異動は7月1日だけど、年度末の今日、本当に沢山の別れがあった。

@niftyのパソコン通信フォーラムみたいに予定してた「お別れ」も多かったけど、今日はそうじゃない予定外のものが朝から連発してかなりブルーな一日になった。(とはいえ、明日から個人情報保護法が発効するので、ボーっとしていられなかったんだけど・・・)

まず、久々に早起きしたら(このところ体調が悪くて早起きできない日が続いていた)、J-WAVEの好きだった早朝番組「LOHAS MORNING」が今日で終わりっていう。ゆったりと流れるこの番組を聞きながら、寝起きの頭を少しずつ働かせていくという生活のリズムは明日から変えなくちゃ。こういうのって結構こたえるんだよね。

出社途中でよくコーヒーを買う、僕の勤務先が入っているビルの入口にあるタリーズの店長さんも今日で退職だという。この店長さんは何故か気があって、コーヒーを買う度におしゃべりをし、テンションを少し上げてから出社していただけにこれもまた生活のリズムの変更を余儀なくされそう。

夕方、プリンターやコピー機でお世話になっているリコーさんの営業の方々が突然来社。担当が変わるという。うちの会社を新人のころから4年間担当してくれていたHさんは一生懸命いろいろな提案をしてくれ楽しく仕事が出来たし、ずいぶん無理も聞いてもらっていただけに寂しい。

ここまで予定外のお別れが続けばブルーにもなるよね。

で、夕方には予定してたお別れに突入。(泣)

昨年の11月から働いてくれていた派遣社員のMさんも今日でお別れ。仕事が速くて正確な上、ソフトな空気を醸し出していた人なのでとても残念。

_shochan
そして、3/16の記事「プレゼン研修開発ミーティング」でも書いた大先輩の中村さんも社員としては今日が最後。もっとも明日「客員研究員としての初出勤」だそうで「じゃあ、また明日」って言いながら退社していったから、「別れ」としてはノーカウントかも。

こんなふうに今日は、本当に沢山のお別れがあったんだけど、その中でも一番大きいのは、この2年間、システム管理・eラーニング両方の仕事を一緒にしてきた津原 麻美さん(通称Mamie)の退職(転職)だ。
この2年間で色々なことを一緒にやってきて、チームとして一緒に育ってきた大事なパートナーだ。

with_mamie

僕一人じゃとてもできそうにないこと、今まで出来なかったことが、Mamieや一緒に働いてくれる派遣社員の皆さんとのチームワークで随分実現できた。そして、いつも陽気に仕事をしてくれることで、僕は随分励まされたし助けられた。「感謝の言葉もない」って表現でしか言い表せないほど感謝してます。

そんな大事なパートナーが居なくなってしまうのは本当につらい。
でも、「今まで一緒にしてきた仕事はとても勉強になったし、本当に楽しかった」って言ってくれたことが何より嬉しかった。

そして次の仕事もまた社会人教育関係の仕事(らしい)ってこともとても嬉しい。
教育に関する知識や経験を得た人が、教育関係の仕事でキャリアアップしていけるような世の中にしたい、というのが僕自身の願いっていうか、もっと言うと自分が社会に果たしたいミッションだからだ。

また一緒に仕事ができると良いね。もしかしたら競合相手になるのかもしれないけど、そのときは正々堂々と勝負しましょう。(^-^;)

Good-byd(さようなら)とは言いません。Bye-now(またね)!Mamie!

| | コメント (4) | トラックバック (0)

さよならFLIC、さよならシスアドサロン

@niftyのパソコン通信フォーラムが今日、3月31日で幕を閉じる。
それに伴い、ライセンス資格試験フォーラム(FLIC)もパソコン通信としては終了。
僕のこの10年間の(≒HRAでの)キャリアの前半はシスアドとしてのものだった。
そして、シスアドとしての僕はこのフォーラムに育てられた。

このフォーラムの中の7番会議室であるシスアドサロンは僕をシスアドにしてくれた。
資格取得だけでなく、その後のシスアドとしての仕事の仕方、大袈裟に言えばシスアドとしての生き方をここで教わった。
そして、僕を育ててくれた初代議長の山田谷さんから引き継ぎ、2代目の議長を務めたことは僕の人生の中でもものすごく大きなことだった。

それだけにとても寂しい。
書き込みができる最後の日、3/19日に投稿した。その文章(下記)がシスアドサロンの最後の発言になった。
ちょっとセンチになっていますが、よろしければお付き合いください。

=============================

ひとまず、さようなら ( 7) 05/03/19 20:59

みなさん
北村です。こんにちは。

いよいよ、このシスアドサロンも今日が限りで書き込みできなくなります。
これまでの皆さんの参加に心から感謝いたします。

私にとって、このシスアドサロンは人生の中でとても大きな存在でした。

損害保険会社で「生涯一営業」と決めていた人生が病気によって崩れ、営業部門から離れて教育部門に異動し、当時の言い方でいうと「情報化推進」を担うことになったとき、何も分からない私にとっての「師匠」は山田谷さんをはじめとする当時の常連さんたちでした。

そして、初級シスアドになれたのも、上級シスアドになれたのもこのサロンやFLICで出会った多くの「師匠」の皆さんの応援あらばこそでした。

サロンの議長を山田谷さんから委ねられたとき、とても自分には無理だと思いましたが、それでもなんとか全うできたのはFLICのスタッフの皆さん、そしてサロンを盛り上げてくださった皆さんのお陰です。

そして、議長を務めたために、様々な人との出会いがあり、あるいは初対面の人でも「シスアドサロンの議長さんなんですね」といって親しく、そして敬意をもって接してくれました。

また、先の藤原さんへのResでも書きましたとおり、情報バリアフリーやアクセシビリティというとても大事なことに気付かせていただいたのもこのサロンでした。

そう、今日の私があるのは、このサロンあらばこそ、そしてこのサロンに関わる全ての皆さんのお陰なのです。

私はこのサロンで、仕事をしていくための知恵、プロとして自分をアピールするための資格、この世界での信用、人脈、色々な人たちと一緒にコミュニティを運用していく経験や自信、何より多くの師・友人を得ることができました。

ここで出会った全ての全ての皆さんへの感謝の気持ちで一杯です。

私自身は今、教育の専門家を目指して仕事をしていて、シスアド的な仕事をする時間は減ってきています。

それに伴ってサロンへのアクセスも減ってしまいましたが、それでもシスアド的な仕事が皆無になることはないでしょうし、何より「シスアド的な生き方」は一生続くもの、そして一生続けていこうと思っています。

私にとって「シスアド的な生き方」、それは人生や生活や仕事の中で、使う側の視点からITを使いこなす生き方。そしてITをはじめとする新しいものにいつも興味を持ち、自分なりに解釈しある時は批判し、ITに振り回されず、ITを楽しく振り回す生き方。そしてITで周りの人や自分をより幸せにしていく生き方だと思っています。そう思えるようになったのもこのサロンのお陰です。

皆さんはいかがですか?
おそらく、このサロンのメンバーの皆さんの多くは「シスアド的な生き方」を選ばれ、そしてこれからも何らかの形で続けていかれると思います。

「シスアド的な生き方」を続ける限り、このサロンで出会った私たちは一生繋がり続けられるものと信じています。
そして、その繋がりこそが「シスアドサロン」そのものだと。

パソコン通信としてのFLICSやシスアドサロンはもうすぐ幕が下りますが、Webフォーラムとしてはまだまだ続きます。
http://forum.nifty.com/flic/

また、上級シスアド連絡会(http://www.jsdg.org)も上級シスアドの皆さんだ
けでなく、シスアド的な仕事をしている全ての人を歓迎しています。

ひとまず、さようなら。
そして、またどこかで会いましょう。

ありがとうございました。

追伸
最後の議長を務めていただいたくまとどさん。
長い間副議長を務めていただいたオフサイド平塚さん。
議長・副議長の私たちを目立たぬように(^-^;)暖かく見守り・支えてくださったSysopのああたらさんも!
本当にお疲れ様でした。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005/03/25

Sambaサーバをたてながら「入門書」を考える(2)

昨日の日記でも書いたように、僕は新しい何か(特にシステムやパソコン関係)を学ぶときに、まずムックや雑誌の特集から入る。

今回まず読んだのは、Linuxネットワークサーバ構築ガイド2004

このムックを買ったのは「WindowsユーザーのためのSamba導入講座」が目当てだったのだが、その他にも
・ネットワークトラブルシューティング
・バックアップとディザスタリカバリ
といった記事も興味をそそった。

「WindowsユーザーのためのSamba導入講座」は、NT4.0ファイルサーバをLinuxにリプレースしよう、という講座なんだけど、LinuxやSambaのインストールについては殆ど書いていない。普通だとこれじゃ困るんだけど、今回は既にRed Hat Linuxがインストールされたサーバがある(サーバを買ったときにインストールしといてもらった)ので、この点は僕にジャストミートではあった。

で、ざ~っと読んでいくとPart1としてSambaの設定、ユーザの作成と管理、グループの作成と管理・・・・と続いていく。この通りやっていくとSambaサーバが構築できそうな気がしなくもない。

「しなくもない」、というのは、それぞれがとても簡単に書かれていて全体の流れをつかみやすい、だけど逆にあまりに簡単すぎて「本当にこの通りで出来るの?」って心配になるってこと。
経験的には、なかなか書いてあるとおりには出来ないもんだよね。

あと、ひとつ気付いたのは「sambaとはなんぞや」みたいなことは一切書いていないこと。
確かに、タイトルが「WindowsユーザーのためのSamba導入講座」なんだから、sambaがなんだか知らない人は読まないだろうから、この構成はアリだろう。

「入門書」というと「そもそも」から長々書かれていることが多いけど、「Samba導入講座」であれば、「どうすりゃいいのさ?」から書き始めてもらった方が入門者からするとありがたいよね。だいたいにおいて、理論とか理屈とかは後から知りたくなることが多いはずだし。

「WindowsユーザーのためのSamba導入講座」の章立てを見ると
Part1.入門編「まずは使ってみよう」
Part2.概要編「SambaとWindowsの比較」
Part3.中級編「Samba2.2との相違と移行ガイド」
Part4.上級編「ドメイン構築とWindowsからの移行」
Part5.応用編「Samba3.0の活用」
となっている。

当面僕に必要なのはPart1とPart4、あとは慣れてきたらPart5も使うかもしれない。
リプレースにはPart2が大事かもしれないけど、そもそもWindowsで真面目にファイルサーバをたてていたわけじゃないので、僕には不要。ちょっと分からないのがpart3でNTからのリプレースならSambaのバージョン比較やバージョンアップなんかいらない気がするけど・・・・。

このあたりに良い「入門書」へのヒントがありそうな気がする。

とりあえず、これを読むとsambaサーバが出来るか、試してみた。
結果は・・・・このムックだけじゃ無理だった。
というのも、「何をしなくちゃいけないか」は大体わかったんだけど、「どうすればいいか」がもう一つ分からなかったからだ。

例えばネットワーク設定で「ホスト名が"Localhost"と表示されている場合は正しく設定されていないので、ネットワーク設定ツールで設定し直そう」って書いてある。ネットワーク設定ツールの存在とかを知っている人であればこれでOKだろうけど、そもそもそこが分からないとお手上げ。

まあ、このあたりが紙面の限られているムックの限界なのかもしれない。

ということで、「入門書」についてここから学べることは・・・
・理屈から入らず実務的・実践的なところから入った方が良さそう
・「何をしなくちゃいけないか」をコンパクトに見せると良さそう
・「どうすりゃいいのさ」をツール類の使い方も含めて具体的に示すと良さそう
というあたりだろうか。

次の「入門書」に行ってみよう。早くサーバたてなくちゃ・・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/24

Sambaサーバをたてながら「入門書」を考える(1)

今月は、どちらかというとシステム管理者としての仕事が多い。
例年、この時期は新年度用にファイルサーバをたてたり、4月からの新人導入研修のためにノートパソコンや機材を買いそろえたり、メンテナンスしたり・・・。
その上、今年は、個人情報保護法対応もしなくてはならない。

そんな中、今年はLinuxsamba(Linuxサーバを使ってWindowsのパソコン用のファイルサーバをたてるためのソフト)でファイルサーバを建てることにした。

いままでも、Linuxはちょこちょこいじってはいたんだけど(それこそ、雑誌の付録CD-ROMを使って古いパソコンにインストールしてちょっと遊ぶレベル・・・)、仕事としてやるのはこれが始めて。

こういう自分にとって「新しい何か」をするときに、社内に「先生」がいないシスアドとしては、本が頼り。
いつも何冊か本を読みながら、何とか仕事をこなしている。
(どうしようもないときは、上級シスアド連絡会のMLとかに助けを求めるけど・・・)

今回も同じようにLinuxやSambaの本を何冊か読みながら仕事を進めはじめた。

ふと思ったのは、こういう「仕事における入門(書)って何なんだろうな?」ということ。
入門する側にとってはどんなものがありがたいのだろう?
いつもの教材や研修を作っている立場を離れて、学習する立場、それも何とか仕事をこなさなければならない立場で考えてみることにした。(といっても今月中にサーバたてなくちゃいけないから、のんびりやってもいられないけど)

僕はまず、「入門書」を読む前に、いわゆるムック類を読む。
とにかくダイジェストされたものをさっと読んで、全体像を掴みたいからだ。

で、まず読んだのは・・・・あ、会社に忘れて来ちゃった。
明日、そのムックの紹介を書きますね。(すみません)

決して、「毎日更新」のために、出し惜しみしたり、引っ張ったりしてるわけじゃないっすよ・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

その他のカテゴリー

000_information | 000_お知らせ(旧notebook) | 100_教育・学習 | 110_熊本大学 | 111_教授システム学専攻 | 112_現代GP(elこころ学習) | 113_情報教育 | 114_熊本大学SD(職員の人材育成) | 120_東大先端研&SLC | 121_NPO産学連携推進機構 | 122_日本税理士会知財ビジネスアカデミー | 130_eラーニング | 131_日本eラーニングコンソシアム | 132_日本教育工学会 | 133_CIEC | 134_教育システム情報学会 | 139_sigedu | 140_インストラクショナル・デザイン | 141_授業改善・講師スキル・FD | 142_学習環境デザイン | 150_企業内教育 | 151_教育ビジネス | 151_社会人教育 | 160_キャリア | 170_コンセプトワーク | 180_プレゼンテーション | 190_CS | 200_シスアド稼業 | 210_Linux・Samba | 230_博物館・美術館 | 240_Beatセミナー | 300_身の回りのコト・モノ | 310_萬年筆 | 320_ケータイ(W21SA) | 330_伝統芸能から学ぶ | 390_オモシロイもの | 400_熊本 | 401_熊本土産ミシュラン | 402_お土産ミシュラン@熊本 | 403_熊本ラーメン | 410_秋葉原 | 420_神保町 | 430_丸の内 | 440_福生・青梅・奥多摩 | 450_六本木 | 460_三田線沿線 | 461_三田・田町 | 462_羽田空港 | 500_鹿島アントラーズ | 510_カシマスタジアムの美味・楽 | 600_モータースポーツ | 710_HipHop | 810_アニメ・マンガ | 820_デジタルアート | 830_映画 | 990_ことば | ウェブログ・ココログ関連 | グルメ・クッキング | ゲーム | スポーツ | パソコン・インターネット | 学問・資格 | 心と体 | 携帯・デジカメ | 映画・テレビ | 書籍・雑誌 | 音楽