2005/03/25

Sambaサーバをたてながら「入門書」を考える(2)

昨日の日記でも書いたように、僕は新しい何か(特にシステムやパソコン関係)を学ぶときに、まずムックや雑誌の特集から入る。

今回まず読んだのは、Linuxネットワークサーバ構築ガイド2004

このムックを買ったのは「WindowsユーザーのためのSamba導入講座」が目当てだったのだが、その他にも
・ネットワークトラブルシューティング
・バックアップとディザスタリカバリ
といった記事も興味をそそった。

「WindowsユーザーのためのSamba導入講座」は、NT4.0ファイルサーバをLinuxにリプレースしよう、という講座なんだけど、LinuxやSambaのインストールについては殆ど書いていない。普通だとこれじゃ困るんだけど、今回は既にRed Hat Linuxがインストールされたサーバがある(サーバを買ったときにインストールしといてもらった)ので、この点は僕にジャストミートではあった。

で、ざ~っと読んでいくとPart1としてSambaの設定、ユーザの作成と管理、グループの作成と管理・・・・と続いていく。この通りやっていくとSambaサーバが構築できそうな気がしなくもない。

「しなくもない」、というのは、それぞれがとても簡単に書かれていて全体の流れをつかみやすい、だけど逆にあまりに簡単すぎて「本当にこの通りで出来るの?」って心配になるってこと。
経験的には、なかなか書いてあるとおりには出来ないもんだよね。

あと、ひとつ気付いたのは「sambaとはなんぞや」みたいなことは一切書いていないこと。
確かに、タイトルが「WindowsユーザーのためのSamba導入講座」なんだから、sambaがなんだか知らない人は読まないだろうから、この構成はアリだろう。

「入門書」というと「そもそも」から長々書かれていることが多いけど、「Samba導入講座」であれば、「どうすりゃいいのさ?」から書き始めてもらった方が入門者からするとありがたいよね。だいたいにおいて、理論とか理屈とかは後から知りたくなることが多いはずだし。

「WindowsユーザーのためのSamba導入講座」の章立てを見ると
Part1.入門編「まずは使ってみよう」
Part2.概要編「SambaとWindowsの比較」
Part3.中級編「Samba2.2との相違と移行ガイド」
Part4.上級編「ドメイン構築とWindowsからの移行」
Part5.応用編「Samba3.0の活用」
となっている。

当面僕に必要なのはPart1とPart4、あとは慣れてきたらPart5も使うかもしれない。
リプレースにはPart2が大事かもしれないけど、そもそもWindowsで真面目にファイルサーバをたてていたわけじゃないので、僕には不要。ちょっと分からないのがpart3でNTからのリプレースならSambaのバージョン比較やバージョンアップなんかいらない気がするけど・・・・。

このあたりに良い「入門書」へのヒントがありそうな気がする。

とりあえず、これを読むとsambaサーバが出来るか、試してみた。
結果は・・・・このムックだけじゃ無理だった。
というのも、「何をしなくちゃいけないか」は大体わかったんだけど、「どうすればいいか」がもう一つ分からなかったからだ。

例えばネットワーク設定で「ホスト名が"Localhost"と表示されている場合は正しく設定されていないので、ネットワーク設定ツールで設定し直そう」って書いてある。ネットワーク設定ツールの存在とかを知っている人であればこれでOKだろうけど、そもそもそこが分からないとお手上げ。

まあ、このあたりが紙面の限られているムックの限界なのかもしれない。

ということで、「入門書」についてここから学べることは・・・
・理屈から入らず実務的・実践的なところから入った方が良さそう
・「何をしなくちゃいけないか」をコンパクトに見せると良さそう
・「どうすりゃいいのさ」をツール類の使い方も含めて具体的に示すと良さそう
というあたりだろうか。

次の「入門書」に行ってみよう。早くサーバたてなくちゃ・・・・。

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2005/03/24

Sambaサーバをたてながら「入門書」を考える(1)

今月は、どちらかというとシステム管理者としての仕事が多い。
例年、この時期は新年度用にファイルサーバをたてたり、4月からの新人導入研修のためにノートパソコンや機材を買いそろえたり、メンテナンスしたり・・・。
その上、今年は、個人情報保護法対応もしなくてはならない。

そんな中、今年はLinuxsamba(Linuxサーバを使ってWindowsのパソコン用のファイルサーバをたてるためのソフト)でファイルサーバを建てることにした。

いままでも、Linuxはちょこちょこいじってはいたんだけど(それこそ、雑誌の付録CD-ROMを使って古いパソコンにインストールしてちょっと遊ぶレベル・・・)、仕事としてやるのはこれが始めて。

こういう自分にとって「新しい何か」をするときに、社内に「先生」がいないシスアドとしては、本が頼り。
いつも何冊か本を読みながら、何とか仕事をこなしている。
(どうしようもないときは、上級シスアド連絡会のMLとかに助けを求めるけど・・・)

今回も同じようにLinuxやSambaの本を何冊か読みながら仕事を進めはじめた。

ふと思ったのは、こういう「仕事における入門(書)って何なんだろうな?」ということ。
入門する側にとってはどんなものがありがたいのだろう?
いつもの教材や研修を作っている立場を離れて、学習する立場、それも何とか仕事をこなさなければならない立場で考えてみることにした。(といっても今月中にサーバたてなくちゃいけないから、のんびりやってもいられないけど)

僕はまず、「入門書」を読む前に、いわゆるムック類を読む。
とにかくダイジェストされたものをさっと読んで、全体像を掴みたいからだ。

で、まず読んだのは・・・・あ、会社に忘れて来ちゃった。
明日、そのムックの紹介を書きますね。(すみません)

決して、「毎日更新」のために、出し惜しみしたり、引っ張ったりしてるわけじゃないっすよ・・・。

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