2006/09/10

日本弁理士会 アキバウイング教室の秘密

僕が登板させて頂いている「授業法基礎」をはじめ、「知財ビジネスアカデミー」の会場になっているのが、日本弁理士会 アキバウイングの教室だ。この教室には秘密ががある。階段教室なのに床はフラットなのだ。
Jugyouhou0909_001
受講者が増えると階段教室の方が、講師から受講者の顔も見えるし、なによりディスカッションや質疑応答でお互いの顔が見えるので、研修や授業はやりやすい。ところが階段教室にすると、レイアウトは固定されてしまい、グループワークをやるときには不便で、グループワークのために他の部屋に移動したり、受講者に無理な姿勢を強いたりすることになる。

このアキバウイングの教室は、机と椅子の高さに差をつけてあり、フラットな床の上にそれを配置している。そのため、階段教室といえども、人数などに応じて大きさを変えることができるし、グループワークをするときには、机と椅子を簡単に並び替えることで、グループ毎に簡単に分かれることができる。とても使いやすい。Jugyouhou0909_002

この教室になれてしまうと、フラットな教室で受講者が見えないことや、階段教室でレイアウトを帰られないことがとても不自由に思えてくる。

経験的には、座席や機材を作り込んだ研修会場や教室って、案外使いにくいし、機材の陳腐化にも対応できない。教室にはフレキシビリティが大事な気がする。

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2006/09/09

「授業法基礎」研修第2日

今日は日本弁理士会 知財ビジネスアカデミー2006年度前期『授業法(基礎):大学で知財を教える人の必須科目』 研修の第2日。初日の議論やフィードバックをもとに、改善してきたシラバスを発表し、また受講者や妹尾先生、僕からのフィードバックを受け、議論をした。

今日、自分でコメントしていて気付いたのは、自分なりにだいぶ「大学の授業」のイメージが出来るようになってきたということ。

例えば、受講者が出してきた各回の予定が90分でこなせるか、教室内で行なう課題提出や議論にどれくらいの手間が掛かるか、シラバスに書いてある採点基準で実際に採点する時に困らないか・・といった授業の実施上の問題点について直感的に分かるようになり、大学特有の問題点(単位付与のしかた等)もかなり指摘できるようになってきた。去年はというと、もう少し一般的なインストラクションの話が精一杯で、ちょっと自分に不満だった。

たぶん、、この一年、実際に大学で授業をやってきたことと、熊大の授業改善のプロジェクトで沢山のシラバスを読んだり学生からの授業アンケートや教員からの授業の悩みを見てきたからだろうと思う。

コメントは受講者→僕→妹尾先生の順で言っていくが、受講者の皆さんのコメントや質問、僕のコメントを補足してくれる妹尾先生のコメントからまだまだ学ぶことは多い。この授業法は僕にとってもとても勉強になっている。まさにLearning by Teachingって感じだ。

次回もまたいろいろ学べると思うと楽しみだ。

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2006/02/19

JMAM「人材教育」2月号に論文・記事が掲載

JMAM(日本能率協会マネジメントセンター)の月刊誌、「人材教育」の2月号に「再確認!eラーニング」という特集が組まれています。
jinzai0602_cover

その中で、巻頭論文「eラーニング導入・活用のための『3つの問い』」や、「日本初のeラーニング専門家をeラーニングで養成する大学院が誕生! 熊本大学大学院『教授システム学専攻』の試み」、同僚である熊本大学の根本淳子さんと一緒に「D(インストラクショナル・デザイン)の魅力とその効果」を書かせていただいています。

また、この他にも、eラーニングや教育用コンテンツの著作権の研究で注目を浴びている井上理穂子さん@慶應義塾大学大学院による「企業内eラーニングの著作権と知的財産権」、僕の旧友でJMAMで多くのeラーニングコンテンツを開発してきている柴田嘉幸さん の「ヒットするeラーニングの開発マネジメント」、知財教育の世界で有名な一色正彦さん@松下電器産業による「法務社員のナレッジを活用するためのeラーニング」など読みどころ満載です。

ぜひご一読ください。(定期購読誌ですが、バックナンバーとしては一冊単位で購入できます。)

「人材教育」のWebサイト
 http://www.jmam.co.jp/jinzaimm/
2月号のWebページ
 http://www.jmam.co.jp/jinzaimm/backnumber/2006/02/index.html

それにしても、Webページにたまにでてくる僕の顔、イケてないですねぇ・・・・え”?元が元だからしょうがないって?(^_^;)

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2006/01/01

あけましておめでとうございます2006

あけましておめでとうございます。昨2005年はこのブログをご愛読いただきありがとうございます。今年もよろしくお願いします。

昨年の目標のうち、「 日記ブログをまめに(少なくとも週に一回)更新する。 」は・・・ちょっとムラがありました。実際12月は最後にバタバタっとまとめて更新する有様でしたし。忙しくなると、どうしても更新できなくなってしまうようで。

また、別の目標でもあった「 フィジカル強化」もぼちぼちやっていたのですが、11月の末に足を剥離骨折してしまい、新年は、杖をつき、カバンを持つと転けそうなためキャスター付きのカバンを引きずりながら・・・・というスタートになりました。

ということで、「今年の課題は昨年に引き続き、ブログの更新とリハビリ&フィジカル・・・・」なんてことを言ってる場合ではありません。

4月には日本初の「eラーニングの専門家をeラーニングで養成する大学院」である熊本大学大学院社会文化科学研究科教授システム学専攻が開講します。4月まではそのための科目開発やeラーニングコンテンツの制作、体制やインフラの整備、入試・・そして4月の開講後には授業を行いながら、後期の授業開発などが待ち受けています。この正月休みもカリキュラムや科目シラバスの検討を続けています。

また、熊本大学の仕事だけでなく、これまで続けてきた 妹尾組(東大先端研秋葉原オフィスやNPO産学連係推進機構 ) での仕事も予定されています。

それと、今年はちょっと本づいていて、2月にJMAM「人材教育」誌のeラーニング特集号(特集の企画、巻頭論文などの執筆を担当しています)に載るほか、春頃と秋頃に1冊づつ本が出る(いずれも共著)予定です。

本当に忙しい一年になりそうです。忙しそうということは、blogの更新ネタにことかかないはずなのですが・・・・実際には忙しくなると更新できなくなることが多いようですね。ということで、今年は「ちょっとでもいいからblogをまめに書く」を心がけたいと思っています。

それと、だいぶ熊本の生活にも慣れてきたので、熊本のことも紹介していきたいとおもっています。去年は大学-空港-自宅(宿舎)のトライアングルをぐるぐる周っていただけ、という半年でしたが、今年はちょっとは落ち着いて熊本の町や自然を楽しみたいと思っています。楽しむことができたら、またご紹介します。

ということで、どうぞ今年もご愛読のほど、よろしくお願いします。

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2005/03/28

04年度後期SLC終了

SLC(Seminar of Learning and Collaboration 東大先端研の妹尾堅一郎先生を中心とした学生と社会人のゼミ)04年後期が先週の土曜日(3/26)で終了。

4年生2人の追い出しも兼ねて最終日の発表・講義と懇親会が行われた。妹尾ゼミ(産能大や慶應SFC時代の)OB・OGのみんなも来てくれた。

今期のSLCのテーマは「構想学の研究」。学生と社会人それぞれでチームを組み、各チーム1冊選んだ構想関係の本を解析していった。

取り上げた本は
メディア論(マーシャル・マクルーハン)
ビルゲイツ未来を語る(ビル・ゲイツ)
知識社会の衝撃(ダニエル・ベル)
・日本列島改造論(田中角栄)
・不確実性の時代(上)(下)(ジョン・K・ガルブレイス)

それぞれの本で語られている構想そのものの中身より、構想がどのように語られているか?どうすれば構想を訴えることができるか?をグループワークを通じて考えてきた。

僕が取り組んだのはメディア論。
「メディア論」はきちんと読みたい本の一冊だった。教育、特にe-Leanringの仕事をするようになってから、メディアというものをちゃんと勉強したいと思い続けてきた。「メディア論」も実際に何回も読んだけど、自分で納得いくまで理解できたこと、というか理解できた気がしたことが無かった。

それだけに、今回のゼミを通じ、「それなりに」理解できてとても満足している。

「それなりに」というのは、まだまだ読み込みの甘さを最後のプレゼンで痛感したからだ。妹尾先生や他のグループの皆さんからの的を得た質問に十分答えることはできなかったし、同じメディア論を読み込んだ学生さん(ゼミ代の小川さん)の方が深い読み込みができていた。社会人vs学生のプレゼン合戦は惨敗・・・・。(^-^;)

とはいえ、良い仲間(西山さん@リクルート、伊澤さん@東大先端研)と一緒に議論し、解釈や考え方の違いをぶつけ合いながら読むことができ、とても楽しかったし、勉強になった。

ちなみに、西山さんと伊澤さんはどの本を読むか決める回のゼミを欠席したために、自分で選ぶことなく(僕がお誘いして)「メディア論」を読むことになったんだけど、最初のうちはあまりの難しさに僕を恨んだそうだ・・・(^-^;)。それくらい「メディア論」はチャレンジングな本だった。(「メディア論」についてはまた改めて・・・・)

そのチャレンジングな本を不十分ながらも読み込んでプレゼンまでたどり着くことができたのは、一緒に読み進んでくれるチームの仲間、プレゼンに対し様々な問いかけをしてくれたゼミの皆さん、読み込みの甘さを示唆しつつ読み解くためのアドバイスを下さった妹尾先生のおかげ。「自分にとって難しいこと」を学ぼうとするときのコラボレーティブな学習の良さを改めて感じたこの半年だった。

妹尾先生、SLCのゼミ生(社会人・学生)の皆さん、特に同じチームだった西山さん、伊澤さん。本当にありがとうございました。

SLC050326
(クリックすると、とても大きい写真が展開します。不用意にクリックしないことをお勧めします)

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